指紋認証を使ってスマホをロック解除する

午後6時半起床,晴れ.VS 2017 Enterprise をアンインストールして Community をインストールし直したが,動作不調は解消しない.そればかりでなく,アプリのアンインストール画面でアンインストールも変更もできない状態になっている.これはかなり重症と考えられるので,もう一度OSのクリーンインストールからやり直すことにした.今回は個人用情報ファイルはすべて温存するというやや軽めの方式でインストールする.

Visual Studio 2017 Community はすべてのモジュールをフルインストールした.昨日の記事ではCommunity エディションは10GB程度としているが,今回は40GB以上あった.Windows の再起動で「Checker for Gmail が無効になりました」というメッセージが出たので「削除」した.

VSの初回起動ではマイクロソフトアカウントを使用した.「後で」というオプションはあるが Visual Studio Community を使うためには「アクチベーション」が必要とあるので,いずれマイクロソフトアカウントでサインインすることは避けられないのではないかと思う.最初にソリューションを開いたときは,セットアッププロジェクトが「非互換」,それ以外は「利用不可」となっていたが,VS Installer Projects をインストールし管理者権限でVSを起動することで解消した.ただし,セットアッププロジェクトはプロジェクトの再読込が必要だった.

以下のリンクにはオフラインインストールの方法が解説されている.Create an offline installer for Visual Studio 2017 | Microsoft Docs 多少厄介な手順が必要だが50GBなどという大量転送を実行すると,確実に速度制限に引っかかってしまうので,次回はこの方法を試してみることにしよう.

これでソリューションはエラーなしに読み込めるようになったが,ビルド時のエラーが出ている.また,少し手戻りになったようだ.リリースモードではエラーがいくつか出ていたが,デバッグモードでビルドするとエラーは消えて警告2だけになった.VBの参照設定で「参照が見つかりません」という項目1を削除してビルドが通った.ビルドしたアプリも障害なしに走っている.

これで完全復帰できたと言ってよい.

セキュリティに関係する辺りをもう少し整理しておこう.①デスクトップ上のユーザ会口座パスワードフォルダをスマホに移動する,②メインマシンのすべてのドライブを検査してログインパスワードリストが残留していないことをチェックする,③スマホのSafeボックスを使えるようにする,④スマホのロック解除で指紋認証を使う,⑤グーグルアカウントで2段階認証を使う,⑥マイクロソフトアカウントで2段階認証を使う.⑦パスワードリストを整理する.

項目6のマイクロソフトアカウントに関してはMicrosoft Authenticator というのがある.Microsoft Authenticator アプリの使い方 Microsoft Authenticator はスマホにインストールして使うアプリだ.前回もこれを試すためにインストールするところまでは実施しているが,そのままになっていた.今回はセットアップして使える状態にしてみた.マイクロソフトアカウントにサインインしようとするとスマホにシークレットコードが送られて,スマホでそれを承認しないとサインインできないような仕組みになっている.

ただし,このマイクロソフトの二段階認証を実装すると,Outlook などのアプリで認証エラーが発生する.グーグルアカウントなどではこのようなことは起きないので,これはマイクロソフトアカウントシステムの「混乱」というしかない.マイクロソフトはこの穴を埋めるためにこのようなアプリに対しては特殊なパスワードを与えることで切り抜けるように工作しているが,あまりよいアイディアとは思われない.Outlookのメールアカウントは実質的に使っていないので,とりあえずはこのままでも特に支障はないが…

現時点ではメインマシンにマイクロソフトアカウントでサインインするようになっているが,ローカルアカウントを使うというのが基本ポリシーなので元に戻しておこう.

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