カード巡回パネルの仕様を変更

カード巡回パネルの仕様を変更して,巡回対象テーブルを検索テーブルから選択テーブルに変えることにする.⇒改修した.また,左右カーソルキーでカード巡回パネルのスピンボタンを代用できるようにした.左右カーソルキーでカード巡回パネルが出ていない場合でも,選択されたカード領域を巡回することができる.これは結構便利かもしれない.

▲部分図で選択カード0のとき,全体図に戻って選択カード1となり,一覧表では選択状態になっているが,系図画面では選択が落ちている.⇒再現できない.

源氏物語全系譜7.ZEL全体図#1 光源氏で「先祖ノード絶対世代番号不一致」が以下で発生している.

  1. #10533 先帝(0)
  2. #10618 大臣(葵)
  3. #10992 ※6(0)
  4. #11349 按察の大納言(若紫)
  5. #11536 ※7(0)

AFTERMARGSAMEGENEフェーズでShiftDirectAbsoluteとAdjustTribeGenerationを実行した直後には世代不一致は起きていない.その後に実行される①CheckTribeVerticalPosition,②TribeGhostName,③BetweenTwoWomenのうち,①は世代調整のために不可欠なので温存し,②と③はメインループに入ってから遅延しょりすることにした.また,リトライではAFTERMARGSAMEGENEの入口まで戻って,ShiftDirectAbsoluteとAdjustTribeGenerationを再実行するようにした.これで#10618 大臣(葵)を除くすべての「先祖ノード絶対世代番号不一致」が解消した.

大臣(葵)の世代不一致は六条御息所の重婚に起因するもので,配偶者である前春宮と光源氏が異世代とならざるを得ないことから不可避と認定される.

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このサンプルでは多重が9件発生しているが,除去された循環枝数9と一致している.この中には本人ポジションを持たない不可避多重カード6件が含まれる.これはほぼ「究極の多重カード最小図面」と呼んで差し支えないのではないかと思う.

▲上記サンプルで※3系列と先帝系列で「主系列の付け替え」が反復発生している.※3系列では優先ノードが#17897 桐壷の更衣(1)⇔#17865 明石の上(1)で行ったり来たりになっている.先帝系列では,#17963 真木柱(2)と#17949 髭黒(1)の間で往復運動している.どちらも主系列は一院系列で結果的には主系列には変更はない.この切り替えはEstablishMajorTribeChainで起きている.

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