マニュアルの執筆・編集はかなり進んだ

開発機に仕掛けた検証テストの進捗は4日+17時間48分で33.6%,予備機の方は2日+22時間で28%というところだ.1日当たりの進捗率は前者が8.8%,後者が12%というところで,予備機の方が2日分遅れているが,そのうち追いつくだろう.マニュアルの方はかなり進んだと言ってよいのではないかと思う.Verification Testがまるごと残っているが,それほど込み入った説明は要らないので片付くと思う.コラッツ木構造について,どこで言及するか?というのがポイントだ.枝番号リスト(数列)に関しては刈り込み木のところで図示するのが一番わかり易いような気がするが,コラッツ木構造に関しては言及しないということは可能だろうか?このマニュアルは論文執筆の下書きというつもりで書いているので,どこかで触れる必要があるような気もするのだが…

公式版をリリースしようとして,バージョンに関係するパラメータをあちこちいじっているうち,ビルドできなくなってしまった.管理者権限でVSを立ち上げる必要があるが,VSが立ち上がってこない.予備機では同じ操作でVS2017を開くことができる.再起動したいのだが,それをやると実行中の検証テストが吹っ飛んでしまう.どうしたものか…検証テスト完了まであと一週間以上掛かる…ここで止めたらすべてが水の泡だ…いや,そんなことも無いのでは?検証テストは開始奇数番号を指定して始めるようになっている.現在の最終番号はわかるのだから,そこから再開すればよい.今度は範囲をもう少し狭くしてせめて1,2日のうちに終わるようにしておこう.

いま,59.9%なので…いや,おかしい.進捗が0.59%まで落ちている.経過時間も1時間31分でまだ始まったばかりだ.いま,走っているのはV1.1.0 Rel 2022/01/19で仕掛けたときの版だと思うが…停止して,レポートを送っておこう.

Verification Test for the Collatz Tree Structure ( 22/01/23 16:22 UTC )
Start From 38651 up to 4295005945
Total odd number count: 2147483648
Big number : 102098975067917
Max degree: 12 @ 215307605
Tree height: 263 @ 15733191
Progress rate: .61%
Time spent: 01:33:18
Verification Test Stoped at 26046439

開始時刻は22/01/23 16:22 UTCだ.つまり,昨日の午後4時ということになるが,UTCの現在時刻は18:00なので,2時間前ということだろう.テストを実行しているパネルを操作したつもりはないのだが,誤操作で無関係なキーストロークが入ってしまったのだろう.と言っても,この状態になるためには,①画面が初期状態で開いている,②フォーカスがVerifyボタンの上にあるという2つの条件が必要だ.②というのはあり得るとしても,①が起きているというのはかなり考え辛い.一度閉じなければ初期状態にはならないはずだが,そのためには,一度閉じてそれをもう一度起動する操作が必要になるが,そんなことをやった記憶はない.これで情報はすべて失われてしまったが,ともかく再起動してみる.今度はVS2017が管理者権限で立ち上がってきた.

ビルドで失敗する理由はVBからOCXが参照できていないためと思われるが,このパスを通すのがなかなか難しい.一度切れるとそれを復活させるのにかなり厄介な手順が必要になる.もう一度作り直してみよう.⇒一応できたので,これを開発機にインストールしておこう.どこを変えるとビルドがうまくゆかなくなるのかを調べてみる.

いまのところ,①Licensecode.hでLICENSENOとVERSIONSTRを変更する,②SetupBeta3でVersionを変更し,UpgradeCodeないしProductCodeを更新,SubjectとTitle, ProductNameを変更,③version.vbの表示文字列を更新,④SplashWindow.vbのパラメータを更新,⑤SetupBeta3のプロパティでOutput file nameを変更するところまでは問題ないことが確認できた.

ZelkovaVB3のアセンブリ名をZelkovaTree2021からZelkovTree2022に変更してみよう.確かに,ここを変更すると,

「COM 参照 ‘ZelkovaZ3Lib’ は ActiveX コントロール ‘AxZelkovaZ3Lib’ の相互運用アセンブリですが、コンパイラによって /link フラグでリンクされるように設定されています。この COM 参照は参照として処理され、リンクされません。」

のようなエラーが出るようになる.このアセンブリ名は生成されるEXEの名前にも使われているようだ.まずいことには,この文字列を元に戻してもエラーが解消しない.ZelkovTree2022ないしZelkovTree2021で検索しても何も見つからない.ハッシングされているのだろうか?

どうも訳が分からない.アセンブリ名というのはEXEの名前を決めているだけのようだが…上記のエラーメッセージでググったら,上から4番目に2019/01/08に書いたテント村の記事が出てきた.この頃は「VS2017への移行」というのをやっている真っ最中で,山のような障害に包囲されて四苦八苦していたところだ.タイトルは

「VS 2017でインストーラをビルドするところまで進んだ」

この記事が自分の書いたものだということはタイトルを読んだだけでピンと来た.これは「わたしの文章」だってね.こういう感覚/センスはわたしに固有のものだったというのはかなり驚きだ.普通に書けば誰が書いてもこうなるような気がしてたからね.これがわたしのフレーバつまり〇〇味だってことがわかる.この記事には,こう書かれていた.

VBのプロパティ→署名で「ClickOnce マニフェストに署名する」をオフにしてこのエラーは回避できたが、まだもう一つ警告が残っている。
1>  COM 参照 ‘ZelkovaZ3Lib’ は ActiveX コントロール ‘AxZelkovaZ3Lib’ の相互運用アセンブリですが、コンパイラによって /link フラグでリンクされるように設定されています。この COM 参照は参照として処理され、リンクされません。
この警告は無視してもよいだろう。

確かにそれでもよいのかもしれない.しかし,さっきの結果ではEXEが作られていなかったような気がするのだが…⇒問題なく作られている.3年前のわたしはまだ若かった!いまでは小石一つにでもつまずいてしまうほど老いぼれてしまったよ…バージョンの更新はもう少し込み入ったところがあるのだが,外からは見えないところなのでここまででとりあえずパスすることにしよう.さて,何をしようとしていたところだったのか?何かサンプルを作るつもりだったのだろうか?

まず,ともかく開発機の検証テストを再開しておこう.もう一度1006634083から始めるしかない.2^32というのはやはり大き過ぎるので,中を取って2^30でやってみよう.予備機はこの設定で走っている.やはり,残り時間の計算は欲しいところだ.Verificationテストはあらかじめテスト総数がわかっているので,それを出すのは難しくない.ことのついでにやっておくことにしよう.

いや,どうも様子がおかしい.一旦テスト完了しているのに,またその続きをやっている.これはまずいだろう.どうも上で起きた不具合はこれが原因と思われる.つまり,テスト完了した時点でさらに延長が掛かっているように思われる.いや,ちょっと違うかもしれない.一度完了したと持ったのは,0.99%が1.00%に変わったのを誤認したのではないか?小数点の前に0を出しておいた方が安全だ.⇒大体動くようになったが,時間区間が広い場合にはなぜかかなり激しく変動する.相当長い期間増加が続いたりすることもある.計算式では局所的な値ではなく,全体の所要時間で見ているのでそれほど変動しないような気もするのだが…特に区間が1日を超えるようになるとかなり変則的な動作になる.なぜだろう?ともかく,少し長い時間を設定して様子を見てみよう.

1006634083から+2^28までという設定で開始してみた.丸一日+十数時間という見積もりだ.中間では上り下りがあるようだが,時間経過とともに少しづつ減少しているようなので推移を見ることにする.今現在午前7時くらいだから,明日の午後8時頃まで掛かるという予想だ.⇒走り始めは,1日+13時間くらいだったのが,1時間半経過して1日+8時間くらいに変わった.まぁ,順調と言ってよいだろう.

▲Collatz 3-5-94.zelを開き,画面に合わせてズームしようとして,PAGESETUP::GetPageCountのエラーが出た.また,親子連結垂線が途切れている.人名枠幅を小さくしても変化しない.氏名だけが右にずれてゆく.人名枠ギャップは調整可能だが,結婚枠ギャップは変更できない.⇒独立に変更できないとしても,人名枠ギャップに連動して小さくできるようにすべきだ.⇒写真枠幅をゼロにしたら,人名枠幅が狭まった.⇒CubePDFに出力しようとしたら,ハングしてしまった.⇒VS2017を2つ立ち上げていたのが影響していたかもしれない.一つ落として出力できた.

D=3,H=5というコラッツ木を掲載しようと思ったのだが,さすがに大き過ぎて収まらない.D=3,H=4くらいが限度だろう.⇒マニュアルはほぼ書き上げた.全24ページ.あとは細かい手直しといろいろな調整を行うだけになった.明日くらいにはリリースできるだろう.

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