検証テストが遅くなるという難題が解決した

検証テストが遅くなるという難題がようやく解決した.この問題をややこしいものにしていた原因の一つは,.NET 5.0が生成するEXEやDLLのファイルサイズがほとんど変化しないということがある.これまでのプログラミングでは一行コードを書き換えればそれが敏感にファイルサイズに反映され,それによって「改ざん」などのリスクを回避することもできていたのだが,ここまでファイルサイズが無変化ということになると,そのリスクはかなり高いものになってしまうような気がする.少なくともカスペルスキーなどでは見落とされてしまう可能性は高い.

検証テストはリリース版で2^13の設定で10秒罹っている.以前は3秒で完了しているので多少遅くなっていることは確かだが,2分近くかかっていたことを考えればおんの字だろう.コラッツ銀河ハイウェイは完成に近づきつつある.あと残っているのは主に表示に関わる修正と,CSV出力だけになった.多少面倒だが,波乱なく進めることができるだろう.

まず,最初にコラッツ木生成で大きなDを与えたとき,Max tree heightやMultiple of 3がほとんど変化しないという問題を片付けよう.Multiple of 3(3の倍数)という用語も今後は”triple”という語で表現したいと思っているので,それも合わせてやっておくことにする.⇒通常 triple number というのは111とか777のような数字の並びを意味しているようなのでちょっとまずいのかもしれない.⇒現状のままとしておこう.⇒対処した.統計情報の更新をすべて子ノードを展開するところで実施するようにしたので,ルートノードだけ別扱いする必要が生じた.仮想木ではノード1のところで発生する無効ノードカウントはここでまとめて処理するようにした.あとは,マニュアルを書く時点で詳細チェックすることにして,最後のCSVファイルへの書き出しに進もう.

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