コラッツ木生成ツールから直接ゼルコバの木にエクスポートする

コラッツ木生成ツールから直接ゼルコバの木にエクスポートできるようになった.「隣接リストをエクスポート」オプションをオンにしておくと,メッセージパネルが開いて保存先のファイル名を表示するようになっている.このパネルにボタンを追加して『ゼルコバの木』を起動し,コラッツ木をその場で確認できるようにした.これはかなり楽しい.

image

しかし,これができるようになったために,いままで隠れていたボロが一挙に噴き出してきた.たとえば,59871のコラッツ数列生成では88点の系図が出力されるが,画面の大部分が真っ白になってしまう.アドレス変換ではこれを逆順に出力しただけのものだが,こちらは正常に表示されている.幹線木では262点のグラフになるが,やはり大部分は真っ白になっている.これは多分,横書きの問題ではないかと思われる.⇒いや,縦書きにしても同じ現象が起きる.これはかなりまずい.

どこかで描画領域の管理に失敗しているようだ.縦書きの場合,画面では最上層が表示されているのに,スクロールバーのノブはボトムの位置にある.スクロールバーを上に上げれば画面は真っ白になってしまう.しかし,アドレス変換では同じものが問題なく描画できているので,問題はゼルコバの木本体ではなく,インポート処理の部分にあるように思われる.データ自体はいずれの場合でも問題なく読み込まれているようだ.⇒いや,データ自体がおかしくなっている可能性がある.ZELで保存して再読み込みしても同じ現象が起きる.

いや,今度は読めた.何か操作を誤っているのだろうか?⇒少なくともアプリを一度落として再起動してやればZELファイルを読み込むことができる.インポートした直後に読み込んだ場合は,画面が更新されていないという感じだ.リリース版の動作を確認してみよう.今度はインポートしたときに,「基準ノード不在」というエラーが出るようになった.⇒アプリからZTを起動してインポートするのではなく,CSVをZTのインポートコマンドで読み込むようにすれば何の問題も起きない.⇒なぜだろう?完全に問題なく動作するようになった(「基準ノード不在」というエラーは残っている

縦書きでは問題は解消しているが,横書きのコラッツ数列ではまだ前方が白紙になる.⇒画面の描画領域の問題である可能性はある.確かに大きい図面だとメモリ描画環境でメモリ不足が生じて生描画に切り替わる場合がある.一度「画面に合わせてズーム」まで縮小するとその後は拡大しても描画上の問題は発生しなくなるようだ.メモリ描画環境の操作に関わりがあるような感じもする.少なくともデータ(読み込み)の問題ではない.⇒系統並び替えの入口で基準ノードが0になっている.



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA