2^11コラッツ亡霊木をインポートできない

2^11の検証テストを実施して出力したCSVをゼルコバの木にインポートできない.リリースモードではエラーを無視して最終的にShowUnderWearまで進むが,画面は真っ白で何も見えない.デバッグモードではそれ以前にほとんどハング状態になってしまう.昨夜デバッグモードで走らせた状態で放置しておいた開発機では,衝突検定ループカウントオーバーを長時間反復したあと,三極検定レッドラインオーバーで停止している.ゼルコバの木の標準仕様では最大カード数1000点というところを6000点まで増量しているので,キャパ的にすでに限界という感じではあるが,なんとかこのくらいまではクリアしておきたい.

描画に要する作業域のサイズには制限がある.この制限はおおむねInt32の上限程度と見られるが,それを超える場合には生描画に切り替わることになっている.もう一つの対処法としてズーム倍率を下げることが考えられる.実際,「このサンプルはxx%以上に拡大することができません」のような表示が出る場合もある.xx%というのは100%より小さい数字だ.コラッツ亡霊木のような巨大木を描画するための特例として最初からズーム倍率を下げておくということも考えられる.それによって動作に変化が見られるかどうかは未定だが,効果を確認しておきたい.

デフォルトズーム倍率を導入して1.0以下のズーム倍率で初期表示できるようにしてみたが,これまで開けていた2^10が開けなくなった.衝突検定でループしている.⇒CheckMargPointでエラーを無視していた.⇒動作するようになった.2^10ではD=6, H=66だが,2^11ではD=6, H=87になる.現在ズーム倍率1%に設定しているので,十分開けるサイズだ.結婚点不一致のエラーはまだ出てこない.この不良は描画領域サイズに関係していた可能性もある.BuildSameGeneMarriageGraphで時間を空費しているようだ.まだ描画フェーズまで達していない.

サンプルは単純な木なのだから,重婚検定などはパスできるのではないか?少なくともこのサンプルには重婚者は存在しないのだから,重婚グラフ検定自体無用と思われる…⇒すでにメインループは抜けて出口検査にかかっているようだ.これがあとどのくらい続くのかはわからない…プロセスメモリは500MBを使い切っている.再起実行される部分もあるので,スタックもぎりぎりで動いているようだ.⇒いや,スタックオーバーフローが出ている.⇒スタックサイズを1GBまで増加させたが,またスタックオーバーフローになった.⇒描画できた.

コラッツ亡霊 3236

お化け柳と呼ぶに相応しい風情だ.このサンプルはD=8, H=96,3236点だ.もう一つ上の2^12に挑戦してみたところ,また「インデックスが配列の境界外です」になった.⇒データ数が6510になっている.カード数上限を7000まで上げてみよう.


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