元のオブジェクト化と元表のダンプ

極大部分群検定の書換えを進めているところだが,その前にやや大仕事になってしまうが,元のオブジェクト化というのを片付けておくことにする.現行では元は台集合に格納された名前だけで管理しているが,これを独立のオブジェクトとして管理しようという発想だ.これができるとさまざまな元の属性を一元管理できるようになるのでかなり都合がよい.また,元の位数などの新しい属性の追加も容易にできるようになる.おそらく現在使っている部分集合[,]などは廃止できるようになると思われるが,当面は並立のままとしておこう.置換リストのダンプも元表のダンプに代わるはずだ.

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▲Q8の極大部分群として位数4の部分群を2個取り出すことに成功したが,「j」を除外した部分群が出てこない.i, k と条件はまったく同じであるはずなのだが… いや,i と k は出ている.おそらく,ブランクセルの解決で同型部分群を引いてしまったのだろう.

どうもなかなかうまくゆかない.ブランクセルの元対を2つに分けてそれぞれで検定するようにしてQ8の場合だけは解けたが,それ以外ではまったく無力だ.再帰的に下降してすべての場合を尽くせばこの方式でも解に到達することは不可能ではないが,コストが掛かり過ぎる.削除対象ノードの逆元を削除するという方法はまだ試していないのでやってみる価値はあると思うが,その前に群のコンストラクタで位数と逆元および自乗元を拾い出しておくことにする.これをやっておくといろいろ便利なことがあると思う.

A5の極大検定を実行して,乗積表[32, 32]が空になっている.⇒群表に穴が空いている.群の再構成でエラー復帰するようにした.

Q8の部分群検定→群の検査で例外が発生した.⇒N=4のところ,元集合は1しかない.⇒部分群検定のように元が逐次追加されるような群ではあらかじめ元集合も大きめに作っておく必要がある.⇒対処した.

▲S5の部分群検定で(Count != 部分群数)で停止した.


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