lenovo ノートのパスワードが思い出せない

午前9時起床,晴れ.朝食はパン(ヤマザキのデニッシュブレッドチョコ3片).時間がなかったのでギブスを外したまま新井整形に自転車で走り,レントゲンを取る.左足甲側面の骨折部にずれがあり,ギブスの着用厳守を指示される.9日金曜日にもう一度レントゲンを撮ることになった.

メインマシンの通知ボックスにOutlookからの着信通知が入ってきた.これはマイクロソフトアカウントがアクティブになったということを意味する.Outlookはずっと開いていなかったが,2019/07/13付けでasikaga氏からのフィードバックが入っている.Ver2.0.0.789 をお使いのユーザでWindows10Update1903May をクリーンインストール後 Ver2.0.0.789 のインストールに失敗したというクレームだ.やはり,zelkovaZ3.ocx の登録失敗が起きている.

まず,このVer2.0.0.789 の素性を調べておこう.開発用マシーンの安定版の中ではV2.0.1.181_R2016-11-16 がもっとも古いのでそれ以前のバージョンと思われる.従って,この版は lenovo 上のVS2015で開発されたものと推定される.lenovo ノートPCは廃棄予定で,現物はまだ温存されているもののログインパスワードを失念してしまったため起動することができない状態になっている.

この際なのでまず,このマシンを復活できるかどうか試してみることにする.パスワードリセットという機能があるが,これを使うためにはあらかじめパスワードリセットディスクを作っておく必要がある.そんなものを作ったことはないので,この方法は使えない.

パスワードの頭文字3文字は分かっているのだが,それから類推することができない.うち1文字はLなので言語は英語であるように思われるが,連想記憶がさっぱり働かない.このパスワードはDiginnos でもしばらく使っていたようなのだが…

搭載されているOSは Windows 7 Home Premium だ.lenovo のOSはインストール済でDドライブからリカバーすることは可能だが,ログインしないことには始まらない.ネット情報ではF11でシステムリカバリが起動することになっているが,作動しない.リカバリディスクは2種作ってある.一つは工場出荷リカバリでCD2枚,もう一つは事後に作成したものでCD7枚セットになっている.まず,これを試してみよう.F12でCDからリカバリディスクを起動することができた.残り時間は2時間と表示されている.

mmm… Hishitani氏からもメールが入っていた.Hishitani氏の場合もパソコンのリプレースという理由だ.新しいパソコンのOSは不明だが使用していたバージョンはZelkoba Bera Ver.1.9.4.20 2010-02-14 ライセンスコード AVWIWCB でインストール自体は問題なく実行できたようだ.10年も昔のソフトをいまだに使ってくださっている!というのはありがたいことだ.バージョン番号のメジャー番号が1なのでゼルコバの木ベータと呼んでいた時期のものと思われる.開発環境はVS2015と思われるが,もしかするとそれ以前かもしれない.

公式リリースのバックアップには2010021317 KGZIZNL AVWIWCB と 2010021716 IJOGPBF GIHPIAM は保管されているが,2010-02-14という日付の版は残っていない.もしかすると,個人的に特注版として発送しているのかもしれないが… ユーザ会クラブハウスがネット上でオープンしたのが2010年5月なのでそれよりも前だ.ユーザ会自身は2007年11月に発足している.ライセンスキーは分かった.

LICENSENO 2010021318        // ライセンス番号 AVWIWCB-RKZCKBJ 一般公開

一般公開という注記があるのにソースのバックアップがないというのは問題だがともかくライセンスキーが分かったので継続使用していただくことはできるだろう.Hishitani氏のメールには「先日パソコンが破損してしまい」とあるので,新規購入されたPCはWindows 10 の最新版と考えて間違いないと思われる.つまり,ある時期より古いバージョンのインストーラは問題なく動作していると考えてよいのではないだろうか?それも,開発用の実機で試してみれば分かることだ.

と言っても現物がないので,その近辺のバージョンで試してみる.2010年5月4日正式リリース版62版クラブハウス仮オープン:ゼルコバ通信No.9というのがあるので試してみよう.2010050406 URFKIY というパッケージだ.ダメだ.やはりOCXの登録で失敗する.インストーラはすでに自己解凍書庫のEXEではなくmsiに変わっているが,アイコンは昔ながらの切り株アイコンが使われている.この時期にはmsi単独ではなくZIPで配布しているが,これはシステムに常備されていないMSCOMCT2.OCXなどが使われていたためではないかと思われる.

ZIPを展開してからインストールしてみたが,結果は同じだ.このパッケージにはライセンス版とビューア用の2つのZIPが入っているようだが,なぜこれらが分離しているかの理由もよくわからない.ともかく,少なくともこの版は開発用実機にはインストールできないようだ.いや,ちょっと勘違いしていた.hisitani氏はVer.1.9.4.20 2010-02-14 ライセンスコード AVWIWCB としているが,AVWIWCB はライセンスコードではなく,ライセンスキーだ.これに合致するのは2010021317 KGZIZNL AVWIWCB だ.しかし,結果は同じOCX登録エラーになる.

Hishitani氏はパソコンが故障したあと,再インストールしているものと思われるが,インストールに成功しているとしたらその機種とOSのバージョンをお尋ねしなくてはならない.いや,それにしても少しおかしい.AVWIWCB というコードをライセンスコードとして持つ版とライセンスキーとして持つ版があるというのはかなりおかしい.ライセンスコードとライセンスキーは自動生成されているはずだが,同じ値を持つという可能性はゼロではないかもしれない… これは調べてみなければ分からない…

システムリカバリーは完了したが,パスワードが通らない状態には変化がない.ただし,パスワードのヒントとして「会いたいね」という文言が表示されている.誰に会いたいと言っているのだろう?このディスクを作ったのは2012年の8月だ.

それなら見当は付くが,それと頭文字3文字が結びつかない.頭文字だけで推測できると思ったのだからそれほど難しい単語ではないはずだ.わたしの貧弱なボキャブラリの中から該当するものを見つけるのはさほど難しくないはずだが,どうしても浮かんでこない.パスワードの頭文字を明かすとRGLだ.誰かこれを解ける人がいるだろうか?3 語で意味のあるフレーズになっているはずなのだが…

工場出荷状態に戻すしかないのだろうか?lenovo のリカバリがどういう仕様になっていたのかよく覚えていないが,Cドライブごとフォーマットするようになっていた可能性もある.データがすべて消えてしまったとしても,Windows 7 搭載機をテスト用マシンとして確保することは意味がある.工場出荷状態まで戻せばパスワードはリセットされるものと考えているが,確かだろうか?

今日の訪問者数はまた41になっている.昨日は16人.この波はなんだろう?工場出荷リカバリを実行した.中身は完全に空っぽになっている.USBでパスワードリセットディスクも作っておいたが,もう一つのリカバリでこれを使っても多分リセットはできないと思う.というのは,リセットディスクを生成した時点のパスワードと照合するような仕掛けになっていると思われるからだ.ともかくこれでlenovoにログインできるようになったので,参照用マシンとして使えるだろう.

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