ゴミ屋敷のお片付けもだいぶ進んでかなりきれいになった

ThunderBirdの使い勝手のよさで際立つのはフィルタリングの設定とその適用だ.メールのアドレス欄ないしタイトル欄で右クリック→フィルターの作成で開かれるフィルタの設定パネルではすでに条件式の中にそのアドレスないし語句が取り込まれているので,移動先フォルダを指定するだけの手間で新しいフィルタを1個追加することができる.現行ではアーカイブ時にフィルタリングを実行するように設定しているので,(複数)ファイルを選択→アーカイブで一発でメールの振り分けが完了する.これを手操作で行っていたときには,ファイルを移動するときに間違って別のフォルダに落としてしまったり,アドホックに適当な場所に放り込んだりなどのことが起きていたため,一つのフォルダの中に混在している誤配置率は20%くらいあったのが,100%完全な振り分けができるようになった.いかに人的操作がいい加減なものであるかを思い知らされた感じだが,まだ完全に自動化できていない部分はある.

現行ではいくつかの特殊フォルダには手操作で移すしかない.たとえば,「アカウント・利用規約・セキュリティ」や「発注・請求・支払い」などだ.それ以外はすべて発信者ないしタイトルで完全に機械的に分類できる.欲を言えば,「返信先」や「本文」も条件式に付け加えたいし,できればAND・ORの混在した条件式も使いたいところだが,そこまでゆくとAIにかなり近いものになる.実際,フィルタリング機能はルールベースのエキスパートシステムのプリミティブな形態と言えないこともないから,発達すればAIになってもおかしくない.実際,わたしがプログラマとして独立したあと単発で受注金額1000万円を超えた最初の案件は某商社のテレックス自動配信システムであり,そこでやっていたことはこの受信メールフィルタリング以外の何ものでもない.(そこでは本文冒頭を読み込んで振り分けていたが…)

さて,このあとどうやって進めてゆくべきか?現在設定されているフィルターは133個ある.これはつまり,新しいフォルダを133個作ったことを意味しているが,まだカテゴリ化も階層化もされていない完全にフラットな単層構造だ.この新興ブロックと古いレガシーブロックを架橋しなくてはならないのだが,手順としてはレガシーブロックのメールをフォルダ単位にフィルタリングしながら順次新しい区域に移転してゆくというのが確実なのではないかと思う.古いブロックにはこれ以上改変されないような古層とも言うべき部分もあるが,大概は相当な混在が発生しているので,基本的にはすべてフィルターを通す必要がある.

メールの振り分けは基本的に通信相手で区分することになるが,複数の通信相手とのメールが混在し,それらを時系列のスレッドとして見たい場合もある.TBのクィックフィルタ機能はこのような場面にも役に立ちそうな気はするが,複数の担当者とのやりとりが発生する場合などには,個人別にメールを振り分けるより相手先企業やプロジェクト単位で分類した方がよい.最終的な構造を可視化するためにまず,新層に以下の7つのカテゴリを設けておくことにする.

  1. ジャーナル(政治,経済,IT,その他情報)
  2. 政治ブログ(国内,海外)
  3. ウェブ(銀行,マーケット,レンタルサーバ,SNS,その他サービス)
  4. グラフ理論(メールマガジン,研究者)
  5. 馬場研究所(開発,バグ管理,セキュリティ,取引先,会計)
  6. ユーザ会(広報,サポート,会員管理,会計)
  7. プライベート(知人)

通信相手方には大きく分けて,①受信のみの単方向通信先(オンラインジャーナルなど),②送受信のある双方向通信先(知人,取引先など)の2種がある.フィルターのルールでは参照すべきメタデータが①差出人の場合と②差出人または宛先,Cc,Bccのように異なっている.上記1~3は①単方向,4~7は②双方向に大別される.1~4は「アーカイブ」の中に置き,5,6,7はアクティブなブロックとしてローカルフォルダの直下に置くことにしよう.一応始業時バックアップとしてTHUNDERBIRD DATAをmicroSDにコピーして開始する.

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