「右枝ノードが結婚枠を親参照していない」

源氏物語全系譜6.1.ZELの法定親族図を基準ノード=#74 薫で開いて,NAMEBOX::DoublyBlessedOne→ MARGBOX::CheckLongTailからNAMEBOX::makeLongTailを実行して,結婚枠の右枝が結婚枠を親参照していないというエラーになる.この不良はNAMEBOX:BundleStringの中で発生している.この関数は「LDR束線分移動後束芯を一致させる」ためのもので,問題のノード#21950 浮舟(2)はLDRだ.#21929 中姫君(1)と#21950 浮舟(2)が束ねられている.LDR束に束ねられた線分はすべて先頭LDRを親参照するようになっている.これはLDR束全体が一体化したものとして操作される必要があるためだ.

つまり,このノードは結婚枠に含まれる描画要素ではあるが,実態はすでに外部にあると考えなくてはならない.従って,これはエラーではなくノーマルな状態として扱われるべきだろう.これを判定する基準は,「そのノードがLDR束線分に属し,LDR束先頭線分が別の結婚枠を参照している場合」ということになる. しかし,MARGBOX:CheckMarchainで「右枝ノードが結婚枠を親参照していない」という不良が検出されるときには,このノードはすでにLDRではなく,通常の「消去された仮ノード」に戻ってしまっている.

LDRでなくなったとき,ないし,LDR束から離脱した時点で親参照の付け替えがなされなくてはならないと考えられる.LDR束線分属性はBUNDLEDSTRING,LDR属性はELDERWIFEだが,BUNDLEDSTRINGの解除の方が先行するものと思われるので,その時点を特定してみよう.NAMEBOX::PairBoxGeneChangeで実仮世代差ゼロとなり,NAMEBOX::TailSheddingを受ける時点でリセットされている.BUNDLEDSTRINGをリセットしている場所は7箇所ある.個別対応するのも難しいので,resetghostbitsの中で一括処理するようにしてみよう.⇒対処した.

源氏の完全木テストが完了した.

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フルスペック版の36分39秒に比べるとかなり遅い.完全参照リスト管理を外せばそこそこの数字が出る.

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▲「IsPrimeboxOrNotを有効化」オプションをONにしたバージョンで源氏物語全系譜6.1.ZELの法定親族図を開いて,TRIBEBOX:DecideTribeで「系列タイプ決定不能」が発生する.障害系列はTRIBEBOX #1566 先祖=#1339 伊予介(0)[16] 優先=#1799 軒端の荻(1)→#1449 蔵人の少将(夕顔)(0)で主系列は#1634:蔵人の少将(夕顔)だ.しかし,これはあまり上等な選択とは言えない.蔵人の少将には親も子もなく,軒端の荻との結婚があるだけだ.この不良は「基準ノードの配偶者の外部婚を排斥」オプションをOFFにすれば解消する.しかし,情況は思っていたよりずっと深刻だ.

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衛門督 (箒木)系列と伊予介系列は位置的にはほぼ接触しているが,始系列につながる連結線をまったく持っていない.これはかなりまずい事態だ.それでも非連結=0となっているのはなぜだろう?どうも根底から見直しが必要となるような形勢になってきた.連結/非連結は「始系列に至る実仮優先ノード経路が存在する場合を連結,そうでない場合を非連結とする」と定義されている.

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