縦数列の解析は難しいが,以下のようなカラーリングが考えられる.
- 0行と0行の中間にある縦数列をセグメントとする
- 各セグメントのR値の和を求め,その値をカラーコード化してそのセグメントを塗りつぶす
- 横方向の周期性は確立しているから,一般にこのカラーは(セグメント幅の)縦縞のパターンになる.
- 縦方向に繰り返しがある場合には縦縞は複数段に続くことで反復していることが可視化される
- 回文はこの方式では同一カラーに塗りつぶされるが,接続していることは把握可能だ
- 一つのセグメントが回文化している場合にはこの方式では弁別できない
不十分なものではあるが,ある程度まで縦数列のパターンを可視化することは可能なのではないだろうか?
▲道具箱右下の(φ, @)の表示はあいまいだ.φの引数を明示すべき.なし,Bブロックにφ(α)とその約数リストを移動すれば,AブロックとBブロックの関係が見易くなるのではないか?Aブロックではα^ε%γ,Bブロックではβ^e%αの関係が見えてくる.⇒移動してみた.
やや唐突感はあるが,αとβの関係がγとαのような関係になっていることが見えるのではないだろうか?
▲γ=32のマトリックス:stripeカラーでほとんど同色になってしまう.現行方式ではある程度同色になるのは避けられないが(むしろそれによってパターンが見えてくる)一様に同じというのはおかしい.
「縦数列でも固定部を含むところは横数列のように濃色表示したい」という提案があるが,意味があるだろうか?縦数列では縦方向の固定桁というのは存在しないから,異種文字数と周期が不一致という状況はそもそも存在しない.しかし,異種文字数を見ると,冒頭の部分には明らかに変異があることが見て取れる.
上図で見ると,異種文字数に変異が出るのは0行で0が始まる位置までということが言えそうだ.固定部があっても0にならない場合というのはあり得ると考えられるが,offsetの最大値とすれば間違いはない.ここまでをイレギュラーな領域としてよいのではないかと思う.その後の異種文字数はX値の周期で巡回している.
BuildPowerGridで異種文字数をカウントしている.X値(横周期),Y値(縦周期)を計算するところでZ値として固定桁数の最大値を求めておけばよいのではないか?まず,これをやっておこう.
▲どうも,やはり,0は周期に入れなくてはならないようだ.0を固定部に組み込むと数字が合わなくなる.単数で連続するものは0の他にもいくらでもあるので,0だけ特別扱いにする理由がない.この修正は慎重にやらないと失敗する.明日の仕事に回した方がよいのではないか?