再起動時にコンソールのサイズと位置を復元

ともかく,コンソールが出せるようになった.おめでたいことだ.参照した【ワレコC#講座】には再起動時にウィンドウのサイズと位置を復元する方法も載っていたので実装しておこう.やり方は,いつも我々がやっているのと同じ,プロジェクトの設定に保存するという方法だ.

https://www.wareko.jp/blog/c-sharp-form-application-save-restore-window-state-position-size

主画面の保存・復元はできるようになったが,コンソールの設定の取得・設定が分からない.フォームのプロパティにはコンソールという項目は存在しない.コンソールを開くためにやったことは,C#プロジェクトのプロパティで出力の種類をコンソールアプリケーションに切り替えたというだけだ.⇒いや,簡単にConsole.WindowWidthなどのプロパティやメソッドにアクセスできるようだ,

一応取得・復元できるようになった.初期起動したとき,デフォルトサイズで表示された後→復元という動作になっているのが,気になるが,対策は難しい.Form1のコンストラクタの冒頭で更新するようにしても,そのときはすでにウィンドウは開いた状態になっている.まぁ,これは,ここまでとしておこう.

このツールのタイトルを行列同型検定とした.元々は群の同型検定を行うために開発されたものだが,ELSIEを発掘したことで守備範囲が拡大したと言ってよいだろう.対象は正方行列に限定とし,群の乗積表,グラフの隣接行列などの具象行列では台集合は行と列の並びと一致するものとする.ともかく,ELSIEから行列の同型検定論理を切り出してC#から呼び出せるようにしてみよう.

現行ではそれをやっているのは,MatrixIsomorphismで引数は,(int N, ISOMORPH *p0, Mat& d0, ISOMORPH *p1, Mat& d1)である.Nは行列のサイズ,MatはMAXN✕MAXNの整数行列,ISOMORPHは位相同型オブジェクトで作業領域と見られる.

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