追加ゼロ検査で777件もヒットする

現行論理では素郡の合併時に不足するノードがあれば自動的に補充するようになっているが,もしかすると補充なしで充足している組み合わせが存在している可能性がある.その辺りを確認しておこう.⇒確かにそのようだ.N1+N2とG2.Nを比較するとある程度把握できる(N1とN2に元々重複が存在する場合があり得るので必ずしも正確な数字ではない).現在の検定6の仕様は大幅に改訂する必要があるような気がする.

アルゴリズムを変更して,素郡の合併だけで群が生成可能であるか否かを見ることにしたい.ただし,枝の追加は不可避と考えられるので,認めることにする.既存関数に部分群の生成というのがある.以前はこの関数では実際に部分群を生成していたのだが,現行版では検査をするだけの作りになっている.部分群検定4ではこの関数を使って検定を実施している.また,部分群複合関数の中でもこの関数が呼ばれている.部分群検定5はこの部分群複合が基本関数となっている.

検定4,検定5でも部分群分解はできたはずだが,廃止されたのは時間が掛かり過ぎるという理由からだ.(検定4ではすべての部分群を列挙できなかったかもしれない…)その意味では回収したとしても単なる手戻りになってしまう可能性がある.確かに,今のところもっとも効率的なアルゴリズムは検定6であり,そこからの後退は許されない.現行の検定6では積極的に部分群を構成しているため作業が進むところが利点だ.

部分群検定3は検定5と6の前処理として使われる.これは元のべきから部分群を生成する手続きで,重複を弾くために同一元集合検査を実施している.⇒現行論理,つまり検定6のままで部分群を実際に生成する前に部分群の元集合の検査を実施すればよいのではないか?部分群の生成という関数名は誤解され易いので,元集合の検査とリネームしておこう.どうも,どこかでミスっているのだろうか?元集合の合併を実行後,元集合の検査を通すと100%失格しているのだが,事後に追加ゼロ検査を実施すると,777件もヒットする.これはどういうことだろう?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA