開発用メインマシンのヴァージニティを守るためネットから隔離

午前0時半起床、晴れ。朝食は卵うどん。昨日WIMAXの請求の件で問い合わせを送っているが、昨日のうちに返信が入った。返信の内容は「差額は初期費用の未払い分」ということだった。昨日はもう一つ問い合わせを送っているがこれにも打てば響くような応答があった。例の「タブレットの初期不良」の件だ。返品したのは去年の暮で年末年始に処理するのは難しかったとしても、もうそろそろ返ってきてもよい頃だと思いメールを送ったときにはもう戸口まで届いていた。

驚いたのは,このマシンが完全にバージンクリーンな状態で戻ってきたことだ.ずいぶん触っているのだから指紋だらけでも不思議はないのだが,新品と見間違うほどきれいに清められていた.わたしも納品時には開発に使った実機をきちんと拭いて納入していたが,ここまできれいに磨き上げて収めたことはない… 修理工場は宮崎県だが,日本人職人でなくてはできない仕事だ.(初期不良はBIOSの更新で解消したという…)

そこまではよかったのだが、さて、このタブレットをどう環境に組み込んだらよいかというところでだいぶ手間取ってしまった.lenovoノートはすでに現役引退の時期に掛かっていることは確かなのでそれをリプレースするということになるのだが,それでももう少し働いてもらわなくてはならないという事情がある.ここではlenovoが唯一のWindows 7 マシンになっているからだ.出荷前の検証にはどうしても必要になる.また,テスト用のサブマシーンも必要だ.

しかし,lenovoはすでに隣り合ったGとHが入らなくなっているので,キーボードの上にキーボードを重ねるような無理をして使っている.液晶画面が載っている蓋もヒンジが壊れて後ろにつっかい棒を置かないと倒れてしまうような惨めな状態だ.むしろ画面は外部モニターを使って蓋を閉じ,サーバー機のようにバックグラウンドで使うようにしようと思ったのだが,2つあったビデオ切替器はだいぶ前に壊れてしまっているし,2台をUSBで繋いでマウスとキーボードを共有する「Easy PC Remote」も lenovo には繋がらなくなってしまった.

解決策として考えられるのは,①lenovo専用に外部液晶モニターを購入する,②ビデオ切替器を購入する,③リモートディスクトップを使って別マシンから起動するの3つがある.いろいろやってみたが,③で決着した.これはコスト的にはもっとも有利な方法だが,当初立てていた「今後はタブレット以外はネットに接続しない」という要件を満たすのが難しいという難点がある.

リモートディスクトップを実現するための手段はいくつかあるが,マイクロソフトのリモートディスクトップではWindows 7 HOMEはホストになれないので除外せざるを得ない.次の候補は Chrome リモートディスクトップだが,これを使うためにはターゲットマシンをつねにネットに接続しておく必要がある.この機能は外部にあるグーグルのサーバーを使って実現されているからだ.ローカルに閉じたLAN内でこの機能を実現することは原理的に不可能だ.

これ以外にはAnyDeskという製品がある.しかしこれも,評価版は無償だが「独自のエンタープライズネットワークを構築する」となると相当のコストが掛かってしまう.結局, LAN上でリモートディスクトップを実現するのはあきらめて,逆に「開発用マシン以外はすべてネットに接続する」というトポロジーでまとめることにした.つまり,以下のようなシフトで臨むことにした.

  1. 開発用メインマシン Windows 10 digginos 15 インチ液晶ノート ◎
  2. テスト用サブマシン Windows 7 lenovo 15インチ液晶ノート ◆
  3. タブレット Windows 10 2 in 1 10インチ液晶ノート ◆◎
  4. スマホ Android HUAWEI P20 lite 格安SIM  ◆

◎は所内LAN(Wi-Fi1 ),◆はBroad WIMAX2+ルーター(Wi-Fi2)に接続する.2のサブマシンは3からリモートコントロールされるため,LANとWebの切り替えを行うことができない(WiFi1と2を切り替えると接続が切れてしまうため,コントロールできなくなる)ので,Web接続専用とする.開発用メインマシンは他機とはつねにLANで接続し,Webには出ないようにする.一応これでそれぞれの役割分担が固まった.

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ただし,この案でシステムを構成中にもおかしな事象が発生した.編集作業中のOpen Live Writerが突然落ちて,そのあとWordPressにアクセスしようとすると,パスワード入力ボックスに管理画面にジャンプするためのリンクが貼られていて管理画面に飛び込んでしまうという現象だ.ルーターをシャットダウンしてPCを再起動したあとは平常動作に戻った.

この事象と直接関わりがあるかどうかはわからないが,触っていないのにタッチパッドが応答し,カーソルがあちこちに飛んで画面がむちゃくちゃになるという現象があるので,マウスを接続しているときにはタッチパッドを無効化するようにした.これで動作はかなり安定なものになった.キーボードは限界的に小さいがまぁ使えないというレベルのものではない.少なくともソフトキーボードよりはよほどましだ.タブレットの画面の文字もかなり小さいが,いまのところはまだ読めるのでなんとかなるだろう.

Google 日本語入力はすでに」インストールしてある.スマホで撮った写真のアップロードも簡単にできる.これからはログを付けるのはすべてこのタブレット上でやることになる.メールのチェックなどはスマホで十分だが,返信を書いたりするのにはちょっと不向きだ.つまり,タブレットでもメールの送受信ができるようにしておかなくてはならないだろう.⇒GmailとYahoo!メールのどちらもウェブ上で読むことにしたので単にログインするだけで使えるようになる.

しばらく放置しておいたら,FB1が見えなくなってしまった.スリープしないという設定になっているはずなのだが,また,棚から引っ張り出さなくてはならない.なぜだろう?FB3は所内LANに繋がっている.多分このWiFiに「自動接続する」という設定になっていたためだろう.テストを走らせているが,ハングしているので一度止めることにしよう.「テストサンプル」のテストを仕掛けてみたが,やはりSUWが起きている.こうなるともうデバッグしかない.

かなりいい感じだ.ようやく,フロと洗濯/掃除ができそうな気配だ.しかし,このタブレットはどうにも目が疲れる.スマホの方がずっと見易い.これは文字のサイズだけではなく,解像度も関係あるに違いない.タブレットの解像度は1280×800だ.これに対し,スマホは2280×1080だが,面積的には1/3くらいしかないのでずっと高精細だ.解像度でここまで見え方が違うのだとしたら,機種選定も価格だけでは決められないということになりそうだ.もっとも,この値段でなければそもそもタブレットを購入すること自体なかったと思われるので,まぁしょうがないね.

書くのはともかく,読むのはスマホの方がずっと楽だ.スマホで読む場合には,文節末の短い尻尾はあまり気にならないので,余分なことをしなくて済むかもしれない.それは結構時短になるのではないか?また,WordPressで投稿時エラーが発生したが,再試行で回復した…

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