モバイルWiFiで月額固定3~4千円というのは探せば見つかる可能性がある.これとpovo2.0(基本料金無料)を組み合わせると常時ネットに接続して4千円以下という環境が構築できる.これは結構現実的なソリューションになるかもしれない.ただし,このようなサービスを行っているところは結構怪しいところが多いので,迂闊に手をだすのも危ない…
クラウドWiFi/クラウドSIMというのがあった.AiR-WiFiなら100GBで2980円(税込み2980円)と格安だ.1ヶ月間のお試しというのがある.これは乗ってもよさそうな気がする.お試し期間中にpovo1.0から2.0に乗り換えればよい.電話番号を捨てるという選択肢もあり得るが,あちこちでスマホを2段階認証に使っているので,電話番号が無効になるというのは結構面倒な話かもしれない…
状況は大体掴めたのではないかと思うが,どちらの方向に踏み出せばよいのか?コラッツ木作成ツールV.3.1を仕上げるという方向がまず考えられるが,ある意味で方向転換が必要なのではないか?という気もしている.コラッツ木作成ツールV.3.1というのは,結局,「完全正則木をベースとしてユニバーサルアドレスコードを確立する」というのが主たる目標になっているように思われるが,コラッツ木ツールの用途としては,もっと一般的なコラッツ木データが出力できるようになっていることが必要だ.つまり,Sultanの方法と比較するような場合には完全木の範囲では十分なデータが取れない.
できるだけ仕様をコンパクトなものにしたいというところから,機能を大幅に絞り込むということをやってきたが,むしろ「三本桜」と言っていた頃の構想の方がむしろ適切だった可能性もある.「三本桜」というのは,①一般コラッツ木,②仮想コラッツ木(長子木),③完全コラッツ木の三種を包含するものだ.これらの中で一番重要なのは「長子木」ではないかと思われるが,完全木には3倍数が含まれないため長子木の一部ノードが欠けたものになってしまう.「コラッツ銀河鉄道系」というのは仮想コラッツ木のことを指しているので,CollatzCoreTree 2022-02-22-1の一つ前のバージョンがその最終版なのではないかと思う.いや,2022/04/05『「三本桜の復活」→「銀河系の再構築」』には,『「三本桜の復活」を止めて,「銀河系の再構築」に方向転換した』とある.どうも,またわからなくなってきた.
まず,ともかく,現在のバックアップの状況を確認しておくことにしよう.2022/03/21に「ようやくUSB HDD 5TBを入手した」とあるが,そんなことも忘れてしまっている.現在開発機にはA:~J:までの8ドライブがインストールされている.うち内蔵ドライブは,C:とD:の2つでそれ以外は外付けHDだ.H:は57.6GBのUSBメモリで,それ以外の5つが5TB HDDのパーティションということになる.G:には「開発履歴」という名前が付いているので,これを見てみよう.確かにここがバックアップの保管場所になっているようだ.以下のフォルダがある.
- ZELKOVA 2022
- コラッツプロジェクト
- コラッツマニュアル
ZELKOVAはゼルコバの木プロジェクトで,最終版は2022-05-01辺り.それより後の版にはBADなどのサフィックスが付いているので,2022/05/03辺りで挫折している模様だ.コラッツプロジェクトの方は
- コラッツ生成ツール 2022-01-27~2022-02-12
- コラッツ銀河高速系 2022-02-09~2022-02-20
- コラッツ長子木検定 2022-02-22
- コラッツ完全木検定 2022-02-23~2022-02-25, 2022-04-03 他
- Collatz Tree Projcect 2022-04-06~2022-04-14
- 公式リリース版 Collatz Tree Generator V1.0.2~1.1.1
- 資材 CSV,PDF,ZEL,画像
のようになっている(日付順に並び替え).2月頃のログは精読していないので,少し拾い読みしてみよう.というか,公開版の内容をまず確認しておこう.コラッツツールのバージョンは2022/01/29リリースのV1.1.5.これはテント村のトップページの表示と一致している.同梱されているマニュアルのリリースも同日でED:1.02になっている.マニュアルは多分これが最新版ではないかと思う.2022/02/28のログのタイトルは「小学校入学記念写真は三本桜の下で撮影する」となっていて,
偶数を含めたすべての整数にコラッツ木上のユニークなアドレスを与えるユニバーサルアドレスコードという着想はコラッツ問題の最終解決に資すると考えられたので,すべてのリソースをここに集中させるという選択を行い,それ以外の部分はいわばノイズとして廃棄するという大胆な改造を行ったが,一般コラッツ木,仮想コラッツ木(長子木),完全コラッツ木という3種のコラッツ木にはそれぞれの存在意義があり,いずれも欠くことはできないという考え方に戻ってきた.この3種のコラッツ木をコラッツ三本桜と呼んでおこう.
としている.「思い切って余分なコードを完全にソースコードから削除してしまっているので,もう一度一から作り直すことになる.」とあるが,どうなっているのだろう.「ビーナスの腰布」は2022/03/03だ.この日付は上のリストでは「コラッツ完全木検定」に含まれる.
しかし,フォルダの中には3月期のバックアップはまったく残っていない.2月25日から一挙に4月3日にジャンプしている.リリース版のV1.1.5のソースコードも見当たらない.Eドライブ(開発用)には2022-03-10~15のプロジェクトが残っている.このフォルダの中に,2022-02-26~03-09の分が残っていた.Fドライブ(未整理)にも2022-03-10~15のバックアップがある.とりあえず,この辺りを全部整理しておいた方がよいのではないか?⇒下記手順を実行しておこう.
- E:バックアップ→F:未整理に移動して,バックアップを一旦空にする
- F:未整理のフォルダを整理して開発履歴のコラッツプロジェクトに移動
- G:開発履歴をE:バックアップにバックアップする
- G:開発履歴/コラッツプロジェクトの内容を日付で整理する
かなり大仕事になってしまうが,やっておいた方がよい.5TBのHDDに無秩序にダンプしていたら,ゴミの山になってしまう.⇒ファイルの移動には相当時間が掛かりそうなので,三本桜の続きを読むことにしよう.3月3日頃のコラッツツールの動作を確認しておいた方がよいのではないか?3月3日というバージョンはまだ出てこないが,3月10日というのがあるので動かしてみよう.⇒A面にはFull regularというオプションがある.完全木という意味だと思われるが… 隣接リストは出力できるようになっているが,ADL形式にはなっていない.
開発機にインストールされているゼルコバの木は「コラッツ特注版」で,V2.2.2.008 REL 2022-04-26となっている.これが最終版ということなのだろう.テストカウントとメール送信ボタンが重なってしまっているが,数値ボックスが上になっているので操作はできる.
デフォルト設定で,コラッツ木を出力してみる.CSVファイルを読み込むとエラーが出て異常終了してしまった.
拡張子をADLに付け替えたら,難なく読み込むことができた.
設定はルートノード1,次数3, 木高4で,カードは46点.Full regularはオフの設定だが,完全3-正則グラフになっている.(完全と言っても有限木なので終端ノードの出次数は0だ)Full regularにすると何が変わるのだろう?⇒ADLファイルはダブルクリックで開けるようになっていたはずだが,エラーになる.「隣接リストのインポート」でも同じ.
ダブルクリックしたときには,このパネルは出ないが,「入力文字列の形式が正しくありません」というメッセージは同じだ.ダブルクリックの場合はエラーパネルが立て続けに出て止まらなくなるが,この場合は「続行」ボタンで初期画面に戻った.⇒出力ファイルがADLになっていない.通常のCSVファイルとしてインポートすることで問題なく読み込めた.⇒おそらく,Full regularという機能は未サポートなのではないだろうか?CSVファイルとして開くとFull regularオフのADLファイルとまったく同一の内容が表示された.
このCSVファイルは通常のゼルコバの木のエクスポート形式なので,ADLでインポートしようとすると中身が空になってしまうため「入力文字列の形式が正しくありません」になってしまうのだろう.このメッセージは「このファイルは無効です」とか,「このファイルの内容は空です」のようなものでなくてはならないところだが,とりあえず,想定外エラーということのようだ.Full regularオフで出力したCSVファイルの拡張子をADLに変更したものはダブルクリックで問題なく開けた.つまり,ADLファイル(隣接リストファイル)のIOは動作している.