コラッツ木生成ツールの仕様は変遷している

コラッツ木生成ツールは仕様が変遷しているので,どの版をベースとして進めるかを決めておかなくてはならない.2022-03-10という版は「三本桜の復活」という方向に向かう途上と考えられるが,2022/04/05で方向転換して「銀河系の再構築」に切り替えている.この辺りから「コラッツ中核木」という言葉が使われ始めている.

実際,アプリのボタンにもCoreという語が用いられているのだが,この「中核木」というのは,完全木なのか?仮想木(長子木)なのか?⇒中核木=長子木でよい.やはり「長子木」と呼んだ方が直観的で間違いないような気がする.もう一つ分かりづらいのが「完全木」だ.「完全木は1を含む」という記述もあり,「中核木から1を除外した部分木は完全正則木の条件を満たす」という記述も見られる.整理しておこう.

  1. コラッツ一般木:すべての奇数を含むコラッツ木(偶数を除外)
  2. コラッツ仮想木:コラッツ数(長子ノード)のみを含むコラッツ木
  3. コラッツ完全木:3倍数を含まないコラッツ木→ユニバーサルアドレス

仮想木=中核木であり,仮想木から1を除いたものを長子木とする.(長子木は完全正則である)長子ノードとはコラッツ一般木上の兄弟ノードのうちの最右ノードであり,コラッツ仮想木はコラッツ一般木の縮約グラフである.長子ノード(1を含む)はコラッツ数と呼ばれる.ただし,「コラッツ数」を「完全木上のノード」としているところもある.これはSultanのコラッツ数の定義と一致する.2022/03/29「素数pとその倍数を除去したコラッツ完全木」には,以下のような記述がある.

前提:ある任意の素数Pより小さい素数はすべてコラッツ数である
帰結:素数Pより大きい素数で最小のものをP’とするとき,素数P’はコラッツ数である

これは数学的帰納法を証明に適用しようとする試みだが,望みはあるだろうか?※ともかく,コラッツツールの最終版を見て,どこまで進んでいたのかを確認しておこう.この版はV3.0.3となっているが,もう少し新しい版がある.CollatzCoreTree 2022-04-16 というのがとりあえず最新版のようだ.ただし,バージョン番号はV3.0.3で変わりない.

※すべての自然数からなるコラッツ全体木から2の倍数を縮約/除去したものをコラッツ一般木,3の倍数を縮約/除去したものをコラッツ完全木とすれば,コラッツ全体木から素数p以下のすべての素数の倍数を縮約/除去したグラフは連結な無限木を構成すると考えられる.このグラフのノードはすべてkより大きい素数のみからなる整数である.

動かしてみよう.⇒A面では正則木が出力される.デフォルト設定の ルート=1,枝数=4,樹高=5で,Max node count=1365を実行すると,カード数:373の3-正則木が出力された.どうもよくわからない.Max-branches=4で3-正則では数字が合わない.画面に表示されているMax node count=1365が何を意味しているのかもよくわからない.Core treeをオンにすると,342点の4-正則木が出力された.ただし,1の直下には5しかないので,厳密には正則木ではない.

Max node countには無効ノードカウント(void node count)が入っているため大きくなっているのだろう.有効ノードカウント(valid node count)と無効カウントを足すと,Max node countになっている.有効ノードカウントは出力データの有効カード数と一致している.Core tree(中核木)は長子木を指しているのだろう.この図版には3倍数が114点含まれている.(3倍数が長子ノードになる場合がある)

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このグラフの樹高は実際には6になっているのに,設定が5というのもあまりうれしくない.それを除けば,大体のところは整合しているようだ.Core treeを指定しないときの出力が3-正則になっているというのはどういうことだろう.⇒core treeでないときでも,樹高は5になっているので,ルートは樹高に勘定されていないのだろう.つまり,ルートのみの木は樹高ゼロとみなしているものと思われる.core treeのオン・オフに関わりなくMax node count=1365になっているというのは,次数と樹高を指定したときの正則木のノード数を単純にカウントしてその範囲で計算を行っているものと思われるが,いまいち納得できない…

いずれにしても,この版では「完全木」という概念はまったく放棄されているように思われる.というか,「3倍数を除外する計算」を実装できなかったのではないだろうか?しかし,CollatzCompleteというプロジェクト名が使われていた時期もあるので,まったく試みたことがないというのではないはずだが… ⇒確かに,CollatzComplete 最終版 2022-04-03という版では,一般木,仮想木・完全木の3種が出力されるようになっている.ただし,この版では一般木と仮想木の出力が同じだ.つまり,仮想木出力は実際には実装されていなかったのではないか?⇒データを取り損なっていたかもしれない.仮想木の出力は一般木と同じではない.同じではないのはよいが,でき損なっているようだ.

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このファイルを「隣接リストのインポート」で開くとエラーが出る.

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一般木はまともに出力できている.

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完全木の出力も問題ないようだ.

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V3.0.0では仮想木の出力に失敗している.V3.0.3には完全木は実装されていないが,仮想木(中核木/長子木)の出力には成功している.この2つの版を組み合わせれば原理的には完全な「コラッツ三本桜」を実現できると考えられる.それをやるしかないのではないだろうか?よく読んでいないので本当のところはわからないが,Sultanは「完全木」の方から攻めているのではないだろうか?

我々の方法はベースに長子木があり,その上に一般木を展開していると考えられる.とは言っても,長子木を構築した上で一般木のノードを追加するという仕掛けにはなっていない.一般木を構築するための代数的基礎は一応確立しているが,長子木に関してはまだ不明のところが少し残っているのではなかったろうか?完全木の方が先に動作しているところから見ると,構成的には完全木の方が易しいのかもしれない.

だとすれば,Sultanがすでに問題を解いている可能性は十分ある.いずれにしても,まず当座の課題は「コラッツ三本桜」を実装することではないだろうか?それができていれば,Sultanの論文を読み進む上でもいろいろ役に立つのではないかと思う.もし,Sultanの論文の結論が正しいとすれば,少なくともそれを「追試」することにはなるだろう.

2022/03/21にヤマダ電機から HDD 5TB

モバイルWiFiで月額固定3~4千円というのは探せば見つかる可能性がある.これとpovo2.0(基本料金無料)を組み合わせると常時ネットに接続して4千円以下という環境が構築できる.これは結構現実的なソリューションになるかもしれない.ただし,このようなサービスを行っているところは結構怪しいところが多いので,迂闊に手をだすのも危ない…

クラウドWiFi/クラウドSIMというのがあった.AiR-WiFiなら100GBで2980円(税込み2980円)と格安だ.1ヶ月間のお試しというのがある.これは乗ってもよさそうな気がする.お試し期間中にpovo1.0から2.0に乗り換えればよい.電話番号を捨てるという選択肢もあり得るが,あちこちでスマホを2段階認証に使っているので,電話番号が無効になるというのは結構面倒な話かもしれない…

状況は大体掴めたのではないかと思うが,どちらの方向に踏み出せばよいのか?コラッツ木作成ツールV.3.1を仕上げるという方向がまず考えられるが,ある意味で方向転換が必要なのではないか?という気もしている.コラッツ木作成ツールV.3.1というのは,結局,「完全正則木をベースとしてユニバーサルアドレスコードを確立する」というのが主たる目標になっているように思われるが,コラッツ木ツールの用途としては,もっと一般的なコラッツ木データが出力できるようになっていることが必要だ.つまり,Sultanの方法と比較するような場合には完全木の範囲では十分なデータが取れない.

できるだけ仕様をコンパクトなものにしたいというところから,機能を大幅に絞り込むということをやってきたが,むしろ「三本桜」と言っていた頃の構想の方がむしろ適切だった可能性もある.「三本桜」というのは,①一般コラッツ木,②仮想コラッツ木(長子木),③完全コラッツ木の三種を包含するものだ.これらの中で一番重要なのは「長子木」ではないかと思われるが,完全木には3倍数が含まれないため長子木の一部ノードが欠けたものになってしまう.「コラッツ銀河鉄道系」というのは仮想コラッツ木のことを指しているので,CollatzCoreTree 2022-02-22-1の一つ前のバージョンがその最終版なのではないかと思う.いや,2022/04/05『「三本桜の復活」→「銀河系の再構築」』には,『「三本桜の復活」を止めて,「銀河系の再構築」に方向転換した』とある.どうも,またわからなくなってきた.

まず,ともかく,現在のバックアップの状況を確認しておくことにしよう.2022/03/21に「ようやくUSB HDD 5TBを入手した」とあるが,そんなことも忘れてしまっている.現在開発機にはA:~J:までの8ドライブがインストールされている.うち内蔵ドライブは,C:とD:の2つでそれ以外は外付けHDだ.H:は57.6GBのUSBメモリで,それ以外の5つが5TB HDDのパーティションということになる.G:には「開発履歴」という名前が付いているので,これを見てみよう.確かにここがバックアップの保管場所になっているようだ.以下のフォルダがある.

  1. ZELKOVA 2022
  2. コラッツプロジェクト
  3. コラッツマニュアル

ZELKOVAはゼルコバの木プロジェクトで,最終版は2022-05-01辺り.それより後の版にはBADなどのサフィックスが付いているので,2022/05/03辺りで挫折している模様だ.コラッツプロジェクトの方は

  1. コラッツ生成ツール 2022-01-27~2022-02-12
  2. コラッツ銀河高速系 2022-02-09~2022-02-20
  3. コラッツ長子木検定 2022-02-22
  4. コラッツ完全木検定 2022-02-23~2022-02-25, 2022-04-03 他
  5. Collatz Tree Projcect 2022-04-06~2022-04-14
  6. 公式リリース版 Collatz Tree Generator V1.0.2~1.1.1
  7. 資材 CSV,PDF,ZEL,画像

のようになっている(日付順に並び替え).2月頃のログは精読していないので,少し拾い読みしてみよう.というか,公開版の内容をまず確認しておこう.コラッツツールのバージョンは2022/01/29リリースのV1.1.5.これはテント村のトップページの表示と一致している.同梱されているマニュアルのリリースも同日でED:1.02になっている.マニュアルは多分これが最新版ではないかと思う.2022/02/28のログのタイトルは「小学校入学記念写真は三本桜の下で撮影する」となっていて,

偶数を含めたすべての整数にコラッツ木上のユニークなアドレスを与えるユニバーサルアドレスコードという着想はコラッツ問題の最終解決に資すると考えられたので,すべてのリソースをここに集中させるという選択を行い,それ以外の部分はいわばノイズとして廃棄するという大胆な改造を行ったが,一般コラッツ木,仮想コラッツ木(長子木),完全コラッツ木という3種のコラッツ木にはそれぞれの存在意義があり,いずれも欠くことはできないという考え方に戻ってきた.この3種のコラッツ木をコラッツ三本桜と呼んでおこう.

としている.「思い切って余分なコードを完全にソースコードから削除してしまっているので,もう一度一から作り直すことになる.」とあるが,どうなっているのだろう.「ビーナスの腰布」は2022/03/03だ.この日付は上のリストでは「コラッツ完全木検定」に含まれる.

しかし,フォルダの中には3月期のバックアップはまったく残っていない.2月25日から一挙に4月3日にジャンプしている.リリース版のV1.1.5のソースコードも見当たらない.Eドライブ(開発用)には2022-03-10~15のプロジェクトが残っている.このフォルダの中に,2022-02-26~03-09の分が残っていた.Fドライブ(未整理)にも2022-03-10~15のバックアップがある.とりあえず,この辺りを全部整理しておいた方がよいのではないか?⇒下記手順を実行しておこう.

  1. E:バックアップ→F:未整理に移動して,バックアップを一旦空にする
  2. F:未整理のフォルダを整理して開発履歴のコラッツプロジェクトに移動
  3. G:開発履歴をE:バックアップにバックアップする
  4. G:開発履歴/コラッツプロジェクトの内容を日付で整理する

かなり大仕事になってしまうが,やっておいた方がよい.5TBのHDDに無秩序にダンプしていたら,ゴミの山になってしまう.⇒ファイルの移動には相当時間が掛かりそうなので,三本桜の続きを読むことにしよう.3月3日頃のコラッツツールの動作を確認しておいた方がよいのではないか?3月3日というバージョンはまだ出てこないが,3月10日というのがあるので動かしてみよう.⇒A面にはFull regularというオプションがある.完全木という意味だと思われるが… 隣接リストは出力できるようになっているが,ADL形式にはなっていない.

開発機にインストールされているゼルコバの木は「コラッツ特注版」で,V2.2.2.008 REL 2022-04-26となっている.これが最終版ということなのだろう.テストカウントとメール送信ボタンが重なってしまっているが,数値ボックスが上になっているので操作はできる.

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デフォルト設定で,コラッツ木を出力してみる.CSVファイルを読み込むとエラーが出て異常終了してしまった.

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拡張子をADLに付け替えたら,難なく読み込むことができた.

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設定はルートノード1,次数3, 木高4で,カードは46点.Full regularはオフの設定だが,完全3-正則グラフになっている.(完全と言っても有限木なので終端ノードの出次数は0だ)Full regularにすると何が変わるのだろう?⇒ADLファイルはダブルクリックで開けるようになっていたはずだが,エラーになる.「隣接リストのインポート」でも同じ.

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ダブルクリックしたときには,このパネルは出ないが,「入力文字列の形式が正しくありません」というメッセージは同じだ.ダブルクリックの場合はエラーパネルが立て続けに出て止まらなくなるが,この場合は「続行」ボタンで初期画面に戻った.⇒出力ファイルがADLになっていない.通常のCSVファイルとしてインポートすることで問題なく読み込めた.⇒おそらく,Full regularという機能は未サポートなのではないだろうか?CSVファイルとして開くとFull regularオフのADLファイルとまったく同一の内容が表示された.

このCSVファイルは通常のゼルコバの木のエクスポート形式なので,ADLでインポートしようとすると中身が空になってしまうため「入力文字列の形式が正しくありません」になってしまうのだろう.このメッセージは「このファイルは無効です」とか,「このファイルの内容は空です」のようなものでなくてはならないところだが,とりあえず,想定外エラーということのようだ.Full regularオフで出力したCSVファイルの拡張子をADLに変更したものはダブルクリックで問題なく開けた.つまり,ADLファイル(隣接リストファイル)のIOは動作している.



ログを読み直して作業の中断地点を確認

povo1.0でテザリングするのはやはり,かなりきつい.フレッツ光を使うという手があるかもしれない.フレッツ光なら月額3~4千円で間に合う可能性がある.スマホをpovo2.0に切り替えれば基本料金はゼロになるから,ほぼフレッツの料金だけということになるので,なんとか予算額以内に収まる可能性がある.現在はほとんど外に出ていないし,出るときでもスマホを置いて出かけているので,とりあえずのところそれほど支障もないような気がする.以前はウォーキング中にYouTubeを聞き流ししていたのだが,最近はそのような使い方をほとんどしていない.

とは言え,そのような使い方を今後一切しないという訳でもないので,その場合はそのつどトッピングを購入しなくてはならなくなる.それもかなりきびしいような気がする.USBテザリングを使うともう少し動作はましになるような感じだが,そうすると今度は他のマシンとのインタフェースに支障が生じる.USBテザリングとWiFiによるアクセスポイントの併用はもしかするとできる可能性はある.まぁ,ともかく,もう少し,様子を見ることにしよう.

現在ノート(Dospara)とタブレット2機の計3台を使っているが,そのどれもが終末ホスピスに入っている.いずれも電源投入時の立ち上がりに覚束ないところがあり,いつご臨終となるのかはらはらしている状況だ.2 in 1のミニノート(BlackHawk)はキーボードを外してタブレットとして使っているが,しばしば画面(内蔵モニタ)が崩れて流れてしまう.外付けモニターには出力できるのでハード的にはまだ活きているようだが… 薄型ノート(VAIO2)はバッテリが膨張して背中の辺りが大きく膨らんでいる.使っていないノートなどはまだ他にもあるが,CPUパワーが足りないので予備機としては心もとない.

さて,そろそろ仕事に入ることにしよう.どこから始めたらよいか?現状の問題を洗い出して個別対処というのでもよいが,まず,ログを読み直してどこから作業中断になっているのかを確認しておいた方がよい.現在外部公開しているCollatz Tree Generatorのバージョンを確認しておこう.テント村トップの固定ページではV1.1.5となっている.まず,これを基準点と考えなくてはならない.この版には「Build Collatz Tree」と「Get branch position」という2つのタブがある.最初のタブは①ルートノード番号,②枝数,③木高を指定して正則コラッツ木を出力するようになっている.2番目のタブには,①Verify, ②Get the sequence,③Get the number,④Truncated treeのボタン4つ.

この使い方を飲み込むまでは結構大変そうだ.製作者のわたし自身ほとんど使いこなせない.一応 VAIO2上では動作していることは確認できた.「Collatz Tree Generator」自身が壊れていると考えた大きな理由は,開発機でこの版を動かしたとき,画面が崩れてしまうという問題が出ていたからだ.画面のレイアウトが崩れてTest countの入力ボックスをメール送信ボタンが覆うような配置になっている.この問題は以前から確認されていたはずだが,開発機ではテストを行わないという手順になっていたので忘却していたのだろう.この問題の解決はかなり難しいような気がする.機種ごとにレイアウトを微調整するようなことまではできないと考えられるからだ.おそらく対処するとしても,何か「逃げ」を打つようなことしかできないのではないかと思う.ともかく,障害としてリストアップしておこう.

▲開発機でCollatz Tree Generatorを起動して,2番目のタブでTest Countの入力ボックスの上にメール送信ボタンが被ってしまう

Collatz Tree Generatorのリリース版のバージョンはV1.1.5だが,最新版はV3.0.3になっている.ということはこの中間にV2.0というのがなくてはならないはずだが,どこに置いてあるのだろう?バックアップはすべてどこかにあるはずだが,整理しておく必要がある.⇒すっかり忘れていたが,2022/05/06「二兎を追う者は一兎をも得ず」にこんなことが書いてあった.

ここに来てにわかにもうひとつのミレニアム懸賞金問題が急浮上してきた.例の「数学・物理etc 談話室」で「ケーニヒスベルクの橋の問題」が話題となり,そこでまた大きな進展があったためだ.もう少し詰めないとものになるかどうかは分からないが,感触としては十分な手応えがある.「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言われるが,「一石二鳥」ということわざもある.

なんのことを言っているのかさっぱり分からないが,リンクに飛ぶと

(6’)任意の連結な無向グラフ上の奇次数頂点の集合をOとすると,|O|は偶数であるから,Oを2つのパートO1, O2に分けて,(o1, o2)のような奇次数頂点の「ペア」を組んだとき,このようなすべてのノード対(o1, o2)に付き,o1とo2を結ぶ他の奇次数頂点を含まない初等的経路が存在する.つまり,互いに素であるような(共通点を含まない)奇次数頂点ペアを結ぶ経路のセットが存在する

のような命題を提示した上で,「(6’)が成立するとかなりおもしろいと思われるのですが,今のところ確信はありません.「3正則グラフのハミルトン閉路問題はNP完全である」とどこかで聞いたような記憶があるのですが,もしそれが本当なら,(6’)の成立はNP=Pを証明したことになるかもしれません.」としている.多分,このことを言っているのだろう.いまは,そこまで突っ込む余裕はないが,ヒマができたらもう一度調べてみる価値はあるだろう.

コラッツ木生成ツールの出力ファイルにADLという拡張子を持ったものがある.この拡張子が何を意味しているのかさえ忘れてしまった.「極小反例サンプル抽出」というのを行おうとしているようなのだが,「極小サンプル」とは何かすらも覚えていない.この時期にはゼルコバの木のデバッグも並行して実行している.「スタックオーバーフロー」などの障害も発生しているが,解決しているのだろうか?コラッツ木生成ツールが生成したCSVファイルをインポートしたとき,一部ノードが消失してしまうような現象が出ていたが,この辺りの問題なのではないだろうか?開発環境としてはVS2019を使っているが,VS2017の修復インストールなどのこともやっている.

2022/05/03のタイトルは「あきらめてここで打ち切るか,何か対策を考えるか?それが問題だ」となっている.どうも,ここで「あきらめて打ち切り」の状態で終わっていたのではないだろうか?ここでは,12243点というゼルコバの木のスケールを超えたサンプルを扱っているのだが… 障害の原因はメモリ不足にあるように思われるのだが… Windows 10とWindows 7という開発環境の違いも影響しているようだ.「極小反例サンプルの抽出」ではUNDO機能を使って何かやっているようだが,それもよくわからない.2022/04/28「LNK1248: イメージ サイズが最大許容サイズ (80000000) を超えています」には,

先祖ノード(とその配偶者)だけは例外的に結婚枠の中に入っていないが,これはいま考えると敗因だったような気もする.⇒おそらく,この「コラッツ特注版」の挑戦が完結した時点でここに戻ることになると思う.「コラッツ特注版」は「単純な木」であり,「結婚木」も「単純な木」と考えられるから,「系統並び替え」を「もっとも単純なトポロジーソート」として再編成できるはずだ.

ともある.「ここに戻る」というときの「ここ」が何を指しているのかもよくわからないが,「先祖ノードを結婚枠内に収容すること」を意味しているのだろうか?コラッツ木生成ツールのタブにはA面,B面という名前が付いている.B面は3機能(コラッツ数列,アドレス変換,幹線木)+検証テストという構成だ.「極小反例サンプル抽出の自動化」という技法が何を意味しているのかまだよくわからないが,2022/04/26「極小反例を探す長いジャーニーが終わった」では,「応用が効く」としているので,なんらかのデバッグ技法になっているのだろう.

UNDOに関してもかなりの修正が入っている.2022/04/16は「Windows 11をダウングレードしてWindows 10に戻す」となっている.開発機にはWindows 11をインストールできたようだが,動作不良が起きたため元に戻している.Windows 11への移行はどこかの時点で実行しなくてはならないかもしれない…

2022/04/16の記事に「極小反例サンプル抽出の自動化」の目的と方法が書いてある.ループカウントオーバーなどの障害が発生したとき,その障害を再現できる最小構成のサンプルを抽出するという課題だ.実装がどうなっているのかはわからないが,多分コンパイルオプションとして作り込んでいるのではないかと思う.⇒VBの「包括自動テスト」に組み込んで,メニューから起動するようになっている.⇒「検索文字列.TXTが見つかりませんでした」というエラーに関しての記事がある.

ADLという拡張子は「隣接リスト専用」として設置されたもので,タブ区切りのCSVファイルだが,中身は隣接リストという特殊フォーマットだ.ADLはActivities of Daily Livingで「日常生活動作」という意味だという.まぁ,もちろん,元の意味は adjacency listということだったのだろう.ADLファイルはZELファイルと同様にダブルクリックで開けるようになっている.これは系図データではない「一般のグラフ」をゼルコバの木で扱えるということを意味している.

2022/04/11から「コラッツ木生成ツールから直接ゼルコバの木を起動する」ことができるようになっている.2022/04/06には「『拡張コラッツ問題』は一般には成立しない」という記述がある.これはコラッツ予想問題に直接関連する考察だ.今回の課題になっている「Kurmer Sultanの独創的解法」に関係があるかもしれない.

前稿(2022/04/06)には,2つの式が記載されている.

ノード番号:={長子ノード番号}.{兄弟順位}      (1)
長子ノード番号:={親ノード番号}.{長子識別子}    (2)

これら2式が正しければ,

ノードN:={地番1}.{地番2}.{地番3}…{地番k}

のようなアドレスコードが可能となり,すべての自然数はその内部にコラッツ木の(暗号化された)アドレスコードを持っているということになると予測される.

としている.これから,

拡張コラッツ問題:kを任意の奇数(定数)であるとする.任意の自然数Nについて,Nが偶数ならば2で割り,奇数であればk倍して1を加える操作を反復すると,かならず1に帰着する

という設問が提示される.ただし,①k=1の場合は自明,②k=3はコラッツ問題に相当,③k=5では成立しないところから,

そもそもk>3の場合に,「長子木」のようなものが構成可能であるかどうかは,まったく自明ではない.というか,おそらく,k>3の場合には「長子木」のようなものは存在していないのではないだろうか?逆に言えば,長子木のようなものが構成可能であるのは,k=3の場合に限定されるのではないだろうか?いずれにしても,「長子木とは何か?」ということが追求されなくてはならないだろう.

としている.コラッツ問題に関する考察に関してはおそらくここが我々の最終到達地点である.コラッツ生成木ツールの仕様は変遷しているが,完全木と仮想木のどちらが優位か?という問題で紛糾している.目標は,自然数Nをデコードして一般コラッツ木のアドレスコードに自動変換することである.2022/04/05では『「三本桜の復活」→「銀河系の再構築」』としているが,これは何だろう?⇒コラッツ木から3倍数を除去したものを完全木と呼んでいる.3倍数は終端ノードになるため,完全正則木を構成することができない.このため,アドレスコードが変則的なものにならざるを得ないので,これを除去した木を考えて完全木としているのだろう.

しかし,3倍数を除去することによって生じるコラッツ木上の空位とアドレスコードの対応は必ずしも自明ではない.仮想木の場合は仮想木上の位置とノード番号の関係は明確に定義されているのでむしろ対処し易いのではないか?と考えられたので急遽方向転換し,汎用アドレスコードを仮想木上で再定義することにした.

としている.Sultanはこの逆に3倍数を基準にすべてのノードをコラッツ木に配置するという戦略を取っており,我々と真逆の方法論になっているように思われる.この記事では「コラッツ木上で共通の親を持つノードを兄弟ノードとし,兄弟ノードのうち最右に位置するノードを長子ノードとする 長子ノードはコラッツ数と呼ばれることもある」としているが,Sultanは確か,非3倍数であるような(すべての)奇数をコラッツ数と呼んでいたような気がする.※

仮想コラッツ木はグラフの連結性を維持しながら,兄弟ノードを長子ノードに合併・縮約することによって得られる一般コラッツ木の簡約グラフである 仮想木上の(1を除く)すべてのノードは長子ノードである

これで見ると,「仮想木」というのは,「長子木」に他ならないように思われる(仮想木から1を除去したものという別定義もある).これに対し,「拡張コラッツ木」にはすべての自然数が含まれるようだ.「仮想木検定」というのがCollatz Tree Generator V2.0に与えられた名前であるように思われる.「コラッツ銀河高速道路系プロジェクト」というのがそれに該当する.この最終版はCollatzCoreTree 2022-02-22-1の一つ前のバージョンと思われる.CollatzCoreTreeというプロジェクトからバージョンをV3.0.1に切り上げている.「仮想木で汎用アドレスコードをサポートする」というのが,このプロジェクトの目標だ.「完全正則木」を考えているのは,「証明」に備えるためと考えられる.(長子木は完全正則木である)

※「コラッツ数」は2022/03/29には以下のように定義されていた.

『コラッツ木からすべての3倍数を除去したグラフをコラッツ完全木,コラッツ完全木上のノードをコラッツ数とする』

これはSultanの定義と完全に一致する.ようやく「コラッツ国の公用語は4進数である」というところまで来た.ノード番号を16進ではなく4進表記すると,

兄弟ノード番号=長子ノード番号+1の並び

のようになる.このとき,子ノード番号をNとして,3N+1を2進数表記してやると,

子ノードNの3N+1バイナリ表現=親ノードのバイナリ表現+0の並び

となるが,これを3進数表記したらどうなるか?というところに興味がある.その準備として「横書き」機能拡張が導入された.Core Treeというのは「コラッツ中核木」=3倍数を含まないコラッツ木である.

2022/03/25「非公開投稿」では,ロギング用のノートの配置をいろいろ試している.結局,「ロギング用のノートは左配置しかない」ということになったのだが,今回も多少の改善を試みて,下図のような配置に落ち着いた.最左のタブレットとモニターの中間にあるのがロギング用のタブレットだ.モニターにはタブレットの画面が表示されている.これまでで一番安定した配置になったような気がする.

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いや,これは基本的に2022/03/17の配置とまったく同じだ.



まぁ,ともかく,ブログに復帰できたようだ

A氏からワインが届く:受け取りのサインは不用とのことだった

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いつもながら絶好のタイミングだ.

これがなければ,2022年が終わろうとしていることさえ気付かなかったかもしれない.わたしももう年老いて目も霞み歩くことさえ覚束なくなってきた.指を離れた風船が空を目指すように魂はズタ袋のような肉体を地上に置き去りにして天上に還ろうとしているのだろう.(このことから考えても肉体が物質以外の何物でもないことは明らかだ)ともあれ,このワインはこれまでで一番上出来のような気がする…

ネットにはauのpovo1.0でアクセスしているが,20GBを半月で使い切ってしまう.スマホだけならこれでもなんとかなるが,PCにテザリングで転送しようとするとほとんど使いものにならない.povo1.0は上限を超えても最低1MBを保証していたので,これまではなんとかなっていたのだが… povo2.0ないしUQモバイルに切り替えることも考えてみたが,どうしても月5千円を超えてしまうので,このまま我慢するしかない.

まぁ,ともかく,ブログに復帰できたので,何とかなるだろう.最終日付 2022/05/22のタイトルは「Count Per Day を復活させる/しない,それが問題だ」となっている.これはもう,このままでゆくしかないだろう.今日は土曜日なのでいつもより来訪者は少ないが,それでもカウントは68まで上がっている.平日で一日100人というのはおそらく実数なのだろう.まったく更新していない時期でもそのくらいのカウントがあるというのはやや不審なところだが… あまり,気にしても仕方ない.

その一つ前の2022/05/20「経済循環系グラフパートⅡが上がった」は,「さて,いよいよ最後のパートⅢに掛かることにしよう」というところで仕掛りのまま放置されていた.「パートⅢ」のまとめではかなり大胆な結論を出すことになっているが,わたしはこの結論は「ノーベル経済学賞」に相当するのではないかと踏んでいる… (核融合が実用化されるのと同等程度のインパクトがある)

FBの数学物理etc(談話室)で展開していた「新ニュートン力学」も,もちろん認められればではあるが「ノーベル物理学賞」に値するものだ.(アインシュタインはノーベル賞を受賞しているが「一般相対性理論」によるものではない)もうひとつ仕掛りになっているコラッツ予想問題は課題の知名度から言っても「フィールズ賞」に相当するが,残念ながら,「フィールズ賞」には40歳以下という年齢制限がある.

わたしのパートナーであるNoureddine Mohitiはまだ40を超えていない可能性はあるが,どうもそこまでの野心は持ち合わせていないようだ.ここに来てコラッツ予想問題をすでに解いたと名告る人物が二人現れた.一人はAlfred Clarkというわたしとほぼ同世代のオーストラリアの電気技師,もう一人はDr. Kurmet Sultanというカザフスタンの数学者だ.

前者はThe Collatz conjecture というFBグループ(メンバー124人)に今年の12月1日付けで告知しているので,メアドを知らせた(FBFになった)が論文は送られてこなかった.Mohitiは受け取っているようだが… わたしに直接送れない理由としては,わたしの投稿の「パクリ」という自覚があるためではないかと憶測している.

Kurmet はSultanという姓を持っているので,ムスリムの王族の出身かもしれない.Kurmetはどこでわたしのメアドを知ったのかわからないが,向こうからメールを送ってきた.アマゾンから”The Hardest Problem of mathematics: 3 n + 1. Ingenious Solution”という本(136P)を出版している.ざっと読んでみたが,かなり興味深い内容だ.

一応「読んだ」という返事は送っているが,まだ精読していないので,精読してから改めて返信しなくてはならない.ひょっとすると,この人はすでに「解」に達している可能性はある.彼の方法はわたしがまったく見ていない方向から照射しているので,もし,彼の解法に何か穴があるとすれば,わたしの方法と組み合わせるということも考えられる.

ここまではよいのだが,Kurmetのデータと比較するために自家製の「Collatz Tree Generator」の出力データをゼルコバの木で表示しようとしたところ,どうもあちこち不具合が噴出してきた.「Collatz Tree Generator」の最終版は未公開だが,大掛かりな仕様変更が入ったためまだ仕上がっていないような気配で,ゼルコバの木にもいろいろな不良が出ている.どこから手を付けたらよいのか?という感じになってしまったので少しづつ慣らし運転するところから再開するしかないような雰囲気だ.まぁ,焦っても仕方ない.ゆっくり取り掛かることにしよう.

20時42分現在で訪問者が222人.これはおそらくレコードではないか?

222 

閲覧数で376というのが2022/03/26に出ているが,これは閲覧数で訪問者ではない.実際,このときの訪問者数はわずか15だ.今日の記事に対する反応なのだろうか?だとすれば,かなりの度合いでこのページを注視している読者(グループ)があるということになるのだが… あぁ,もう250になっている.24時まであと3時間ある.300を超えることはないとは思われるが… 日付が変わるとリセットされてしまうので,結果を見届けるためには24時まで起きていなくてはならない…

大晦日のカウントダウンみたいだが,もう,そろそろ寝ないと… ピッチが上がってきたような感じもする.いま,264だ.誰かがいたずらしてるんじゃないだろうか?この種のカウンタはユニークビジターをカウントするようになっていて,再描画(画面の更新)だけではカウントは上がらないはずだが… 確かに,そのようにはなっている…

Count Per Day を復活させる/しない,それが問題だ

Count Per Day を長い間使ってきたが,2019年からはWordPressの「ガイドライン違反」でWordPressのプラグインページからダウンロードできないようになっている.Count Per Day の公式サイトからはいまでもダウンロード可能だが,Count Per Day はコードを修正するつもりはないようで,「ガイドライン違反」の状態が続いている.テント村では代替品としてLive Visitor Counterというのを使い始めたのだが,どうもいまいちだ.①カウントが過大に思われる,②前日訪問者数が出ない.カウントが過大というのはおそらくロボットを除外していないためと思われるので,概数を引き算してやればよいというだけだが,前日訪問者数が出ないというのはかなり残念だ.別にアクセス解析ツールをインストールしてダッシュボードでチェックするという手もあるが,いまのところそこまでやりたくない.プラグインではないが,PHPで自前のカウンタを表示という手もある↓.

https://www.metabanium.com/diary/access-counter/

この記事の筆者はCount Per Day のユーザで,サーバーはロリポップ!とか似ているところもあり,親近感を覚えたのですぐにでも設置と思ったのだが,残念なことにこのカウンタは現在オンラインのユーザカウントを持っていない.下記の記事によると,Count Per Dayの「ガイドライン違反」の内容は,「Count per Dayの機能の一部(国名の表示部分)で使っている「GeoIP」が、「GPLではない」ということ」だったようだ.GeoIPとは,IPアドレスから地域を特定する技術,GPL(GNU General Public License)にはその取扱い関する規定が含まれているのだろう.詳細は不明だが,カウンタにはもちろん国名などは表示されないし,特に実害はないような気がするので,復活させてみた.

https://www.web-jozu.com/wordpress/count_per_day/

プラグインは自動更新されているようで,V3.6.1まで進んでいる.やはり,見慣れているし,これで十分なのだが…ただし,総訪問者数と現在オンライン中の人数の位置が入れ替わっているような気がするのだが,記憶違いだろうか?

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これで決まりということにするつもりだったのだが…なぜか,設置後しばらくして,右クリックメニューが出っ放しの状態になり,画面操作がまったくできなくなるという現象が起きたため,また「無効」に戻した.右クリックメニューが出たままになるというのはまれに起きることがあるが,「悪い兆候」であることは確かなので,因果関係ははっきりしないが,止めておくというのが安全なような気がする.上記の自前のカウンタはウィジェットとしてインストールできるのでそのうちヒマができたときにでも試してみたい.その前にLive Counterに目が慣れてしまうかもしれないが…まぁ,世の中にはロボットからも完全無視されているサイトはいくらでもあるので,その意味ではロボットも大事なお客さまの一人と考えてもバチは当たらないだろう.

経済循環系グラフパートⅡが上がった

できた!パートⅡ経済循環マトリックスと総体経済の四面等価原理が仕上がった.ずいぶん掛かってしまったが,満足できる仕上がりになった.これで実体経済関わる循環マトリックスの仕様は完全に固まったのではないかと思う.あとは,パートⅢを残すだけだ.金融経済循環マトリックスはボリュームの関係でパートⅢに移すことにした.金融経済循環マトリックスに関してはまだ仕掛りのままで,目鼻も付いていないという感じだが,パートⅢは全体として「読み物」という感じが濃厚なので,あまり手を掛けずにアップすることにしたい.

Live Counterの表示は現在,Live Visitors 24, Visitors Today 114, Total Visitors 53393のようになっている.LIVE VISITORSは現在オンラインでアクセスしている訪問者数かと思っていたが,どうも違うのではないか?おそらく,これは通常ユニークビジターと呼んでいる数字で,VISITORS TODAYというのは当日訪問者数ではなく,通常なら「閲覧数」ないし「ページビュー」と呼んでいるものではないだろうか?そう解釈すれば,現在表示されている数字もそれほど実態とかけ離れたものではないという感じになるのだが…しかし,そうなるとTOTAL VISITORSはかなり膨らんだ値になってしまう.前日訪問者の数字が残っていないというのも残念なところだ.あるネット記事によると,「カウンタ」を設置するというのももはや「昔の話」ということになっているようなので,あまりこだわっても意味がないのかもしれない…

パートⅡ経済循環マトリックスと総体経済の四面等価原理

いや,まだ一つ確認しておくことがある.マトリックスの仕様変更で輸出財,輸入財の定義が変化しているので,資料と数字が合わなくなっている可能性がある.確認しておこう.参考資料によると,1996年の米国貿易収支は輸出が581.2億ドル,輸入609.1億ドルになっている.新しいマトリックス上では輸出2523億ドル,輸入2499億ドルでかけ離れた数字になっている.この数字はむしろ「企業基準」の輸出2523.0,輸入2498.6に近いというより,一致している.つまり,この表は「国籍基準」ではなく,「企業基準」のものになっている.確かにそのようだ.この試算では「資料」で不足している情報を補うために,国内→国外[輸出]341,国外→国内[輸入]318という2つの推計値を適用している.

仕様変更がこの辺りに影響していないかどうか,チェックしておいた方がよいのではないか?⇒輸出入財の仕様変更が影響するのは,最終財の輸出入だけなので多分影響は出ないと思う.最終財の販売はX国内の国内販売1066とB社→国外の1189だけでそれ以外はすべて中間財として処理されている.B社と国外はともにY国籍として扱っているので,国内消費と同じになり,貿易収支には関わりがない.企業基準から国籍基準に切り替えるためには,α社とβ社の行と列をそれぞれ入れ替えればよいだけなのでそれほどの手間という訳ではないが,パスしても問題ないだろう.とりあえず,これで完成ということにしておきたい.さて,いよいよ最後のパートⅢに掛かることにしよう.

Count Per Day プラグインを廃止した

Japanese Font for WordPressからのレポートで,CountPerDayはすでにサポート終了しているので,Advanced Page Visit CounterないしGoogle Analyticsに切り替えることが推奨されている.エラーを引き起こす可能性のある「危険なプラグイン」という指摘もあるので,切り替えておくことにしよう.⇒いろいろ試してみたが,これというのがない.最終的にLive Visitor Counterというのを使うことにしたが,まだ3000しかインストールされていないし,ダークモードを指定すると数字が出なくなるなどのバグもある.デザインはシンプルで悪くはないが,これを使うと少し遅くなるような感じもする.ともかく,しばらく使ってみることにしよう.

カウンタを付け替えた影響ではないと思うが,Open Live Writerから投稿したら,テキストが全部太字になってしまった.⇒いや,太字になったのではなく,「見出し」になっていたためだ.デフォルトではもちろん「段落」になっているはずなのだが…

このカウンタは当てになるのだろうか?LIVE VISITORSが7になっている.通常,この値は0, 1, 2のいずれかくらいだったはずだ.このウィジェットはバカチョンで使うようになっていて表示項目以外は何も変えることができないようになっているので,このまま使うしかない.「訪問者数」などの場合は,同一人物のアクセスをダブってカウントするようなことはあり得るが,LIVE VISITORSはリアルタイムでカウントしているはずなので,「重複カウント」ということは原理的に起こり得ないはずなのだが…まぁ,しばらく様子を見るしかない.

VISITORS TODAYもさっき30だったのが,もう45にもなっている.これも奇妙だ.この作者はジョークのつもりでこんなものを作っているのだろうか?ロボットなどをカウントしていればかなりの水増しにはなるかもしれないが,それにしても多過ぎる.昨日までのカウントを引き継げたというのはうれしいが…

「経済循環マトリックス計算のルールブック」新訂版では6個のパラメータを新規追加しているが,このうち,少なくとも中間益と販売益は不用であるように思われる.⇒いや,証明にはやはり必要だ.マトリックスからは外してもよいような気はするが…というのは,これらの値を参照しなくてもマトリックスは描画できるからだ.この意味では,内需要と外需要もマトリックス上では不用なのではないか?⇒中間益が生産額の定義で使われている.つまり,

生産額=最終財+中間益

としている.以前の定義では生産額l=最終財+純移出となっていた.現行なら

生産額=最終財+純輸出

ということになる.どちらが正しいのか?これは当然後者だろう.純輸出=中間益+販売益なので,中間益=純輸出となるのは,販売益=0の場合だけだ.実際,今の場合は販売益=0だが,単体経済のマトリックスではおそらく不整合が発生することになるだろう.いや,その反対ではないか?所得額も最終財+中間益となっているのだから,こちらの方が正しいのではないか?所得額と支出額はそれぞれ,(売上高-仕入高)と(全消費+損益)から導出しているので正しい.問題は生産額をどこから持ってくるか?という点だ.仕掛り品は生産に入らないが,中間財の輸出は生産に入れなくてはならない.

生産額=最終財+中間財-純仕入

とすると,生産額=最終財+中間益に帰着するので,これで正しい.つまり,中間益,販売益,内需要,外需要は媒介変数としてマトリックス上では省いてよい.純仕入はすでに計算済みなので,計算の便から言えば中間益を計算するより,最終財+中間財を計算した方がよい.⇒マトリックスに「中間+最終財」という作業用パラメータを追加した.これでほぼ固まったのではないかと思う.

「経済循環マトリックス計算のルールブック」の改訂

「経済循環マトリックス計算のルールブック」の改訂版をアップしようとしているのだが,結構しんどい作業になった.新しい用語の定義に従って既出のサンプルマトリックスの数字を再計算し,改訂内容を検証しようとしているのだが,定義がまだ頭によく入っていないこともあって,難儀している.細かい数字を追わなくてはならないので,「もう,これ以上頭が回らない」という感じに近付いている.ともかく,「やればできる作業」なので続けることにしよう.

▲原因は分からないが,WordPressでテーブル内のセルで日本語フォントを使えない状態になっている.WordPress本体にはフォントの操作機能はないので,Advanced Editor Tools(旧名 TinyMCE Advanced)というプラグインを使っている.インストールした時点では出ていた(はずの)日本語フォントがメニューから消えて,あまり聞いたことのないような英字フォント名しか選択できない状態になっている.⇒もしかすると,最初からそうだった可能性もある.

「日本語フォント追加用のプラグイン」というのがあった→Japanese Font for WordPress.テーマのCSSを直接修正するという方法もある.⇒試してみたが,フォントメニューの内容には反映しない.Japanese Font for WordPressはTinyMCE などに日本語フォントを追加するためのプラグインだが,「メイリオ」には対応していないようだ.Easy Google Fontsというのもある.グーグルフォントというのは,Noto Sans JPのことだろうか?わたしはメイリオを使いたいのだが…ネットで検索したら2018年頃にわたしが投稿した記事が出てきた.それによると,その頃はメイリオがデフォルトフォントになっていて,それをMeiryo UIに直したいと考えていたようだ.人は変わるものだ…

WordPressからOLWにダウンロードしてテーブルのフォントを変更し,投稿するという手順でテーブルフォントの統一はできたが,なぜか行間が空いてしまうようになった.ほとんどの場所は1行分だが,場所によっては数十行も空いているところもある.テキスト全体を選択してフォントを一括変換したのがまずかったのだろうか?これを手操作で直すのも大変なので,元のバージョンに戻すしかない.WordPressは自動保存しているので,多分戻れるだろう.⇒確かに,フォントの一括変換の影響であることは間違いなさそうだ.

<span style=”font-family: メイリオ;”> </span>

という行がパラグラフ各行ごとに入っている.⇒ダメだ.リビジョンが読み込めない.「リクエストされた比較データを読み込めませんでした」になってしまう.もう一つ前のものは読み込めた.⇒WordPressのプラグインとして,Simple Google Fonts JapaneseとJapanese Fonts for WordPressをインストールした.前者はテキスト全体のフォントを一括してNoto Sans JPに変える.後者はTinyMCE のフォントメニューにNoto Sans JPを含む日本語フォントをいくつか追加してくれる.

どちらもメイリオを扱うことはできないが,Noto Sans JPはそれほど悪くはないので,今後はあきらめてこれを使ってゆくことにする.Noto Sans JPというのはグーグルのデフォルトフォントだ.さて,作業の続きに戻ることにしよう.⇒Noto Sans JPはそれほど悪くないかもしれない.メイリオと並べて比較してみると,Noto Sans JPの方がくっきり鮮明に見えるような気がする…


WordPressにログインできない

WordPressにログインできなくなってしまった.このエラーはLOLIPOP! が出しているもののようだ.

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403エラーの原因は,①アカウント停止/無効(該当の契約が停止)か,ないし,②アクセスしているファイルが見つからないのいずれかだ.Open Live Writerからもアクセスできなくなっている.

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ともかく,ロリポ!のユーザ専用ページにアクセスしてみよう.認証メールのURLでログインできた.海外アタックガードが有効になっている.これが原因だろうか?カスペルスキーのVPNを使っているので,海外からのアクセスになることはあり得る.現在はSweden経由になっている.無効に設定してみよう.⇒これが原因かもしれない.ログインできた.⇒OLWから投稿もできたので,大丈夫だろう.

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また出てしまった.上記の障害も,このエラーから始まっている.「サイト管理者のメール受信ボックス」には通知らしきものは入っていない.⇒今度はログインできた.

「公共貨幣フォーラム」のメーリングリストでやりとりした内容をまとめてアップしようとしているのだが,思いの外手間取っている.120ページ以上のボリュームがあるのを3部に分けて,パートIIまでは大体終わったところだが,頓挫してしまった.デジタル通貨を発行する仮想的な中央銀行システムのブロックチェーンから導出された「経済循環グラフ」の接続行列に相当する「経済循環マトリックス」を構築し,それをベースに「国民経済計算」を実行し,GDPをリアルタイムで計算するという目論見だが,「経済循環マトリックスのルールブック」は仕掛りの状態になっている.とりあえず,メール本文を以下のように修正した.

「※以下12行抹消:消費収支(純消費と最終財の差分)という新たなパラメータを追加することで「貿易収支の赤字=損益の赤字という伝統的解釈」を復活させようという目論見だが,整合性に欠けているので評価できない.「移出入の古典的定義」に関してはすでに議論を尽くしていると思うので,「経済循環マトリックス計算のルールブック」は現状で一応完結したものとしておきたい.

という形で決着したつもりだが,そうは行かないことがわかってきた.これは「輸出入」の計数に「最終消費」を入れるかどうか?という問題で,常識的に考えれば入れるのが当然なのだが,なぜか,現行では「仕入れ」のみしか算入しないという仕様になっている.

なぜ,そういうことになっているのかがよく分からない.理由はよく分からないので,これは,「実体経済の最近のトレンド,つまり,グローバル企業による国境を超えた財貨の取引が急速に増加してきたという変化が背景にあるのではないか」という屁理屈で押し切ろうとしたのだが,このルールでは運用上かなりの制約が出てくる.たとえば,「インバウンド」による収入が輸出に含まれないとか,地域外の電力会社に支払う電気料金が「移入」にならないなどの不都合が起きる.理由が分からないので,ともかく「古典的定義」に従ってルールブックを書き換えてみたところ,ようやくそのポイントが見えてきた.つまり,「古典的定義」では一般には「三面等価原理」というものが成立しない場合がある.逆に言えば,現行の定義なら「三面等価原理」はつねに成立する.

三面等価原理を発見したのは,都留重人という日本人経済学者で,国内総生産(GDP)を所得面,支出面,生産面のどの面から見ても同じ値になるという原理だ.この法則が成立するためには,「生産されたものが過不足なく需要されている」つまり,在庫などの流動資本財が存在しないことが前提となるが,実際の経済統計では「統計上の不突合という調整項目を仮想的に計上」して人為的に一致させている.しかし,上述した「古典的定義では一般には三面等価原理というものが成立しない」というのはもっと原理的なものだ.おそらく,経済学者はまだ,これに気付いていないのではないかと思う.実際のところ,内閣府が出している国民経済計算の数字はほとんど「推計に近い」というより,「推計に過ぎない」と言って過言ではない.⇒※

※訂正:「経済循環マトリックス計算のルールブック」にいくつかの新しい用語を追加して書き直した際,一部の計算式に誤りが混入していた.誤りを修正して三面等価原理「所得額=支出額=生産額」がつねに成立していることが確認できた.総体経済では「総生産=総所得=総支出=総消費」の四面等価原理がつねに成立する.

▲また,ネットワーク障害が発生している.WordPressにはログインできているが,「更新」すると,「このサイトで重大なエラーが発生しました」が起きてしまう.「サイト管理者のメールボックス」には何も入って来ていない.ファイルが大き過ぎるためタイムアウトが発生しているという可能性も考えられる.いま書いているこのログが投稿できることを確認してみよう.⇒問題なく投稿できた.⇒WordPressから更新してみる.問題なく更新できた.もう一度,仕掛りの大きいファイルを更新してみよう.⇒やはり,ダメだ.これより一回り小ぶりのパートⅢは更新できた.まだ,月半ばだが,povo1.0のギガを使い切っているのでかなり遅くなっていることは確かなので,その影響ということも考えられる.おそらくパートⅡはぎりぎりのサイズなのだろう.後書きとして追加したパラグラフ2つを削除して投稿してみる.

povo1.0には,220円で24時間使い放題というサービスがあるので,試してみよう.⇒ダメだ.通らない.220円も賭けたのに大損だ!⇒旧エディタではなく,ブロックエディタから投稿しても,「更新に失敗しました」になる.⇒同じ内容で「新規投稿」はできた.日付を変更してスレッドを後方に配置しているのが影響しているのだろうか?ともかく,これで続けることにしよう.

経済循環系グラフと経済循環マトリックス

去年(2021)の5月頃から3ヶ月に渡って続いた「公共貨幣フォーラム」メーリングリストでの少数の主要メンバーとの対話ではグラフ理論を使った「貨幣循環論」を展開していたが,特にその中では「持続可能な経済循環系」を論じるのに「オイラー閉路」を用いていたのを思い出し,急遽ネットにアップロードしておくことにしたのはよいが,かなり手こずっている.わたしが発言した部分をまとめただけで124ページもあり,編集作業が思うに任せない状態になっている.現在,HTMLを編集するツールとしては,①LibreOffice,②Open Live Writer,③WordPressの3つがあるが,重過ぎて作業にならない.この中で一番軽いのはLibreOfficeだが,直接投稿できないというのが難点だ.

Open Live Writerでは一文字入力するだけでしばらく待たないと制御が戻ってこないという感じ,WordPressならなんとか応答してくれるが,「更新」ボタンが不能状態になってしまって,いざ保存することすらできなくなってしまう.⇒最終的にファイルを3つに分割することで何とか事態を収めた.ファイルを分割して3部構成とすることによって構成がわかり易くなり,論旨も明快になるという二次的な効果もあった.強調する語句を太字にしたり,引用と地の文を区別するために色分けするなどの下ごしらえは大体完了しているので,残っている主な仕事は「テーブル」の崩れを調整するだけになった.WordPressにはHTMLを編集するためのごく基本的な機能しか備わっていないので,Advanced Editor Toolsというプラグインをインストールした.これが入ると,フォントのサイズ変更やテーブルの編集ができるようになる.

何とか,パートⅠは片付いた!

エコロジカルに持続可能な経済循環系グラフ

一応パートⅠは仕上がったことにして,パートⅡに移ることにしよう.